伝説の洋画家たち 二科100年展
2015年7月18日~9月6日
東京都美術館
8月11日に開催された「二科100年展ナイト」に参加する。
約100人の画家・彫刻家の作品約120点の展示。
〈本展の項立て〉
第1章 草創期 1914~1919年 第1~第6回展
第2章 揺籃期 1920~1933年 第7~20回展
第3章 発展、そして解散 1934~1944年、第21~30回展
第4章 再興期 1945~2015年、第31~100回展
お気に入り作品を5点あげる。
佐伯祐三《新聞屋》1927年(29歳)、個人蔵、第15回出品
松本竣介《画家の像》1941年(29歳)、宮城県美術館蔵、第28回出品
萬鉄五郎《もたれて立つ人》1917年(32歳)、東京国立近代美術館蔵、第4回出品
岸田劉生《静物(湯呑と茶碗と林檎三つ)》1917年(26歳)、大阪新美術館建設準備室蔵、第4回出品
藤田嗣治《町芸人》1934年(46歳)、公益財団法人平野政吉美術財団、第21回出品
写真撮影不可
その他、気になった作品。
松岡正雄《村の子供たち》1916年(22歳)、宇陀市、第3回出品
萬鉄五郎《筆立のある静物》1917年(32歳)、岩手県立美術館、第4回出品
木下孝則《後向きの裸女の習作》1925年(31歳)、和歌山県立美術館蔵、第12回出品
石井柏亭《麻雀》1926年(44歳)、茨城県近代美術館蔵、第13回出品
津田青楓《研究室に於ける河上肇像》1926年(46歳)、京都国立近代美術館、第13回出品
浜田葆光《水辺の鹿》1932年(46歳)、奈良県立美術館、第19回出品
宮本三郎《家族席》1934年(29歳)、世田谷美術館、第21回出品
伊谷賢蔵《楽土建設》1940年(38歳)、京都国立近代美術館蔵、第27回出品
笠置季男《若人よ空へ征け》1943年(42歳)、兵庫県立美術館蔵、第30回出品
気になった写真
《第39回展前夜祭、展示室内》
狂乱の時代もどき、そのノリには、ついていけない。
日本洋画に疎い私、作品が年代順に並んでいることで、日本洋画の流れを垣間見ることができ、ありがたかった。
「二科100年展ナイト」関係者の方々に感謝申し上げます。
※会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。