2月20日から6月13日の期間、ローマのScuderie del Quirinaleにて没後400年を記念した「カラヴァッジョ展」が開催されています。
行きたいけれど、その期間にまとまった休みが取れそうもない、せめてカタログを。
と、数年前からたまに利用しているイタリアのLibro Co.にネットで予約注文し、昨日手元に届きました。
カタログ掲載作品は、すべてカラヴァッジョで以下の26作品です(掲載順)。
1 エジプト逃避途上の休息 (ドーリア・パンフィーリ美術館)
2 いかさま師 (キンベル美術館)
3 リュート弾き (エルミタージュ美術館)
4 合奏 (メトロポリタン美術館)
5 果物籠を持つ少年 (ボルゲーゼ美術館)
6 バッカス (ウフィツィ美術館)
7 果物籠 (アンブロジアーナ美術館)
●8 アレキサンドリアの聖カタリナ(ティッセン=ボルネミッサ・コレクション)
9 ユディトとホロフェルネス (パラッツォ・バルベリーニ国立古代美術館)
10 聖パウロの回心 (オデスカルキ=バルビ・コレクション)
11 エマオの晩餐 (ロンドン・ナショナル・ギャラリー)
12 洗礼者ヨハネ(解放されたイサク)(カピトリーノ美術館)
13 キリストの捕縛 (ダブリン、アイルランド国立美術館)
14 勝ち誇るアモール (ベルリン国立絵画館)
15 キリストの埋葬 (ヴァティカン絵画館)
16 洗礼者ヨハネ (ネルソン=アトキンズ美術館)
17 洗礼者ヨハネ (コルシーニ美術館)
18 イサクの犠牲 (ウフィツィ美術館)
19 茨の冠 (ウィーン美術史美術館)
20 エマオの晩餐 (ブレラ美術館)
21 キリストの苔打ち (カポディモンテ美術館)
22 眠るアモール (ピッティ美術館)
23 受胎告知 (ナンシー美術館)
●24 聖ルチアの埋葬 (シラクサ、パラッツォ・ベッローモ州立美術館)
25 羊飼いの礼拝 (メッシーナ州立美術館)
26 ダヴィデとゴリアテ(ボルゲーゼ美術館)
●印の2作品はScuderie del Quirinaleホームページ上の展示リストにないことを示します。逆に展示リスト掲載でカタログ未掲載はありません。
ホームページによると展示期間が限定される作品もあるとのことですが、これら24作品を見て、かつ、ローマにある作品(ボルゲーゼ美術館残4、パラッツォ・バルベリーニ国立古代美術館残2、ドーリア・パンフィーリ美術館残1、カピトリーノ美術館残1、サンタ・マリア・デル・ポポロ聖堂2、サンタゴスティーノ聖堂1、サン・ルイジ・デイ・フランチェージ聖堂3)も見て、かつナポリ(残2)かフィレンツェ(残2)に遠征すれば、本当にすごい旅になるでしょう。
カタログは、1作品あたり6~10ページで、解説と1ページ(横長作品は2ページ)いっぱいを使った全体図版、および、これも1ページ全体を使った1ないしは数点の部分拡大図版で構成されています。
美術書を外国語(本書は伊語)で読む力はない私にとっては、せめてもの記念として購入したのであって、図版面では期待していなかったのですが、思いのほかよい。
特に解説者の趣味によると思われる部分拡大図版。
例えばバッカス (ウフィツィ美術館)。たった1枚の拡大図版に選ばれたのは、左下のワインのフラスコ。宮下規久朗氏が著作「西洋絵画の巨匠⑪ カラヴァッジョ」にて「カラヴァッジョ自身の顔が映っているが、残念ながら図版からでは判別できない。美術館でじっくり見ることをお勧めしたい」と述べているものです。
期待して拡大図版を眺めました。うーん、やっぱりわからない。
やはり実物を見ろということか。
行きたいけれど、その期間にまとまった休みが取れそうもない、せめてカタログを。
と、数年前からたまに利用しているイタリアのLibro Co.にネットで予約注文し、昨日手元に届きました。
カタログ掲載作品は、すべてカラヴァッジョで以下の26作品です(掲載順)。
1 エジプト逃避途上の休息 (ドーリア・パンフィーリ美術館)
2 いかさま師 (キンベル美術館)
3 リュート弾き (エルミタージュ美術館)
4 合奏 (メトロポリタン美術館)
5 果物籠を持つ少年 (ボルゲーゼ美術館)
6 バッカス (ウフィツィ美術館)
7 果物籠 (アンブロジアーナ美術館)
●8 アレキサンドリアの聖カタリナ(ティッセン=ボルネミッサ・コレクション)
9 ユディトとホロフェルネス (パラッツォ・バルベリーニ国立古代美術館)
10 聖パウロの回心 (オデスカルキ=バルビ・コレクション)
11 エマオの晩餐 (ロンドン・ナショナル・ギャラリー)
12 洗礼者ヨハネ(解放されたイサク)(カピトリーノ美術館)
13 キリストの捕縛 (ダブリン、アイルランド国立美術館)
14 勝ち誇るアモール (ベルリン国立絵画館)
15 キリストの埋葬 (ヴァティカン絵画館)
16 洗礼者ヨハネ (ネルソン=アトキンズ美術館)
17 洗礼者ヨハネ (コルシーニ美術館)
18 イサクの犠牲 (ウフィツィ美術館)
19 茨の冠 (ウィーン美術史美術館)
20 エマオの晩餐 (ブレラ美術館)
21 キリストの苔打ち (カポディモンテ美術館)
22 眠るアモール (ピッティ美術館)
23 受胎告知 (ナンシー美術館)
●24 聖ルチアの埋葬 (シラクサ、パラッツォ・ベッローモ州立美術館)
25 羊飼いの礼拝 (メッシーナ州立美術館)
26 ダヴィデとゴリアテ(ボルゲーゼ美術館)
●印の2作品はScuderie del Quirinaleホームページ上の展示リストにないことを示します。逆に展示リスト掲載でカタログ未掲載はありません。
ホームページによると展示期間が限定される作品もあるとのことですが、これら24作品を見て、かつ、ローマにある作品(ボルゲーゼ美術館残4、パラッツォ・バルベリーニ国立古代美術館残2、ドーリア・パンフィーリ美術館残1、カピトリーノ美術館残1、サンタ・マリア・デル・ポポロ聖堂2、サンタゴスティーノ聖堂1、サン・ルイジ・デイ・フランチェージ聖堂3)も見て、かつナポリ(残2)かフィレンツェ(残2)に遠征すれば、本当にすごい旅になるでしょう。
カタログは、1作品あたり6~10ページで、解説と1ページ(横長作品は2ページ)いっぱいを使った全体図版、および、これも1ページ全体を使った1ないしは数点の部分拡大図版で構成されています。
美術書を外国語(本書は伊語)で読む力はない私にとっては、せめてもの記念として購入したのであって、図版面では期待していなかったのですが、思いのほかよい。
特に解説者の趣味によると思われる部分拡大図版。
例えばバッカス (ウフィツィ美術館)。たった1枚の拡大図版に選ばれたのは、左下のワインのフラスコ。宮下規久朗氏が著作「西洋絵画の巨匠⑪ カラヴァッジョ」にて「カラヴァッジョ自身の顔が映っているが、残念ながら図版からでは判別できない。美術館でじっくり見ることをお勧めしたい」と述べているものです。
期待して拡大図版を眺めました。うーん、やっぱりわからない。
やはり実物を見ろということか。