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フジテレビの新番組、ナイト・ドクターを見た感想を述べる。

テレビはほとんど見ない生活しているが、女優なのかCMタレントなのか詳しくは知らないが、波留ちゃんだと言うことは知っている、観たのは波留ちゃんみたいな女の子が身近にいたらと思う願望は有る、但し健康美には欠けているのでもう少し元気そうな姿になればと思っている。

番組の制作面では落第かなと思っている、医者系番組は多いので全ては観れないが比較的観る機会は多い、刑事ものよりは多いだろう。
しかしテレビそのものを観ないが、批評的なコメントは出来る、先ずは若手の男性二人についてだ、彼らのことは知らないし、今回初めて観たがドクター役には不適格だとする、この二人が俳優なのか歌手なのか、どうでも良いが役どころで血を見て気分が悪くなった想定はないだろう、現実は研修医を経験しているから現場は見ているのが普通で、授業中も外科医なら手術は必ず経験しなければならない、監督なのか脚本家なら打ち合わせでシーンの場面でどう演じるかを論じた筈だ、血だらけ患者なんかは緊急現場なら多い、番組の趣旨は夜間専門での医療現場がメィンテーマだ。

もう一人の若手役者も現場には行きたくない想定だ、よって電話対応でもして置け程度と、外科医は向かないから内科医に変更してくれと院長らしき人とのシーンが有ったが、こんな事は現場では起こらないのが普通だ、番組の流れでこんなシーンをいれただろうが、正直つまらない、こんな程度でも視聴率が13.4%も有ったと、この記事を書く前に一応番組担当者なら気にする数字だから見てみたら10%以上だからスポンサーには頭を下げる程ではない、一応安堵しただろうが、内容がこの程度だと我々高齢者は観ないだろう、波留ちゃん個人を観たい人以外は、当然筆者のような辛口な人間は満足しない。

ドクターXの継続が有るか無いかは注目するだろうが、製作費が無い日本のテレビや映画現場には余裕がない事は知っている、視聴率はスポンサーになるかならないかの唯一の数字で、その為に脚本家や監督、俳優陣の選定が重要だ、これらがバランス良いなら事前の話題も有るだろうから期待は持てるだろう。

明らかに日米では制作上の企画力に違いが有りそうだ、米国は俳優陣よりも企画内容で、番組1本に何人もの有名人俳優を出さないのが普通だ、日本は顔ぶれ重視で満足しているから、大抵はつまらない内容が多い、日本の映画(フィルム)が衰退した原因がこれだ、お茶の間で無料番組が見られるから衰退したとは言わせない、内容が先か制作コストが先かではなく、内容重視で製作費が掛かりそうなら営業力で資金を集めれば良い、安易と言うか俳優だけで人が見てくれると思う思考は早く止めなければならない。

CMも日本はタレントを多く使うがアメリカでは有名になるとCMには出ないのが普通となる、役者のギャラが高いからCMなんかで小遣い稼ぎはしない。
年間CMに何本出たかなんて話題にもしない、CM女王なんて言葉もない。
子供社会で未熟だからこんな事が起こっているのが日本で大人になれない国。

これらを電通が仕切っているなら早く縁切りした方が良い、若い頃電通に広告を任せていたが(実際はプロダクションに丸投げ)金額に見合う制作内容でなかったから切った経験は有る。

映画やテレビを観ない人に対する制作側やテレビ局の本気度を見せて欲しい、高額なサラリーを得ているだけの時代は終わりだと思わなければ、インターネットに市場を奪われるだろうと思うが。

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