最近の不祥事でTVニュースや新聞にも取り上げられたから、映像や記事としてご覧になった方は多いと思う。しかしその内容が余りにも日本的と言うべきかお粗末で呆れる、日本には意外とこんなインチをする会社が多い、日本は直ぐに捕まりそうだ、とか役所に提出した書類のデタラメ、きちんと申請した通りに工事しないとか、多めの設置で許可を得たとか等の商行為が多い。
太陽光発電がFITと言う、2012年から始まった固定価格買い取り制度を悪用した案件が全国的に見られた。普及させるために政府が造った電気を買い取ったり、補助金が貰えるとかで悪徳業者が集まり易い、当初は10年間を標準価格よりも3倍強で買い取るから、この機会屋根等に太陽光モジュールを設置しましょうと、大風呂敷を広げた、考えられる業者と言うか儲け主義の連中が終結してしまう、モジュールの設置も新規だから経験者は多くない、お客に対する説明もいい加減な内容で有った、社員教育も無いに等しい状況でも有った。こんな状態でも屋根に置けば、商品代、工事費等で300万円は掛かる安い案件ではなかったが、お客の興味は有ったのが幸いに契約までに時間は掛からなかった、業者は教育なんかされてないからデタラメをお客に言う等呆れてしまうが、設置は電気の資格を持つ人が3人から5人で2日間位で終わらせる簡単な工事で有る、何より素人営業がお客の質問に答えられない、契約W数や設置場所と1日の日射量でどれだけ電気を産むかは計算が出来る、しかし営業マンはそんな教育受けてないからその場では答えられないので持ち帰るとなるが、事務所にもそんなスタッフいないから商品取り扱い業者に聞くしかない。
当初はそんな程度で有った、休耕地は有り、普段は使えない斜面上の土地に設置する、そこがゴミ集積場で有っても、当初にゴミ捨て場と言ってなければ使える。
きちんと工事しないからそんな危ない場所にでも設置する、それが大雨や長期に雨が降れば地盤は脆いから崖崩れで崩落する、日本の様な山では太陽光の設置は無理、お客は利用価値のない所でお金を産む、業者は設置すれば商品代と工事費が入るので両者に取ってはおいしい話で有る、広い場所の有効利用が、50kwの小さな発電所を多く作り、それを小分けにして第三者に売る事も可能となる、10年以内では確実に儲けが出るから、こんな美味しい話はそんなに無い、中国製は安かろう悪るかろうだから、設置面積が多い程儲かるので、国産の取り扱いを止めて、中国製にする、これで完了となる。こんな事を政府が許した欠陥案件がいまだに続行中で有る。
最近この辺のデタラメに気付いた関係者は、業者の監視や点検、管理を指導すると有る。しかし日本には土砂災害、強固な防波堤を作り直して、そこに設置するとか、太陽光は雨や曇りではお金にはならないと、風車の設置に動く、大きい程に電気を産むから、羽根の大きさが100mも有るのを建設しようとしている、設置に難航する山の頂上でなく、海上に設置するとかに変更だ、これは英国や北欧を真似たに過ぎないが、当初は海上案件は漁業権とか景観に良くないと言いながら、北海道と秋田が適地と動いている。風車は故障の確率が高いので設置場所に近い所でメンテナンスするつもりだ、国土が狭く、形状も良くないので、自然エネルギーには向かない。
脱炭素化に巻き込まれて、日本はどうするつもりか、エネルギー政策が遅々として進まなく、投資効率の点では適地ではないのは分かっている。
ビッグモーターと言う中古車販売が、買取にTVコマーシャルを流している、TVを余り見ないがこの会社のCMは知っている、知名度を上げたが、今回の不祥事で客離れは進むだろう、元々インチキが多い会社で、今回での発覚は何時かはバレると思いながらCM効果が有ったで有ろう、下請け会社をボロクソに扱い、利益なんか無いに等しい状況で有ったらしい。このタイプの会社は日本的で多く有るだろうと想像できる、CEOは知らなかったと言うが、CEOの発案がなくてこんなインチキが行えない、こんな会社はつぶれてしまえば良い、社会性が身に付かない多くの会社をどうするかが課題だ、トップの日頃から言動や行いが悪い会社で有ろうと想像できる日本で有って、こんな会社がゴロゴロ有るのだ。
最終的に日本が息詰まるのは、こんなデタラメを平気で行う業者が多い事で、日本中を欠陥だらけにして、逃げる算段をする事だ。
小さな島国日本が暮らし易い国になる為には、健全な意見を持ち、正しく社会の構成員として生きていく事だ。
先ず、最初に取り組む事は、政治や行政での天下り先の問題を無くす事だ、これが有る実態では、日本は良くならない、正しい競争で勝ち残る事が大事だ。