電力は一つの電源からでなく、複数の電源構成で成り立っていて、その構成の主力が何かで料金は異なるのが世界の共通した認識だ。
現在の主力電源は石油やLNGを燃やす火力発電が中心で、2023年では68.6% と高い、これが原因で温暖化が懸念されているが、電気代を安く抑えるにはこれらと原子力発電が必要となる、太陽光とか風力、水力の自然エネルギー利用は太陽の変動が無いとか風が常に吹いてる、とかの自然現象まかせだから当てには出来ない、石油やLNGは海外からの輸入だから現地で紛争が起こったりするとストップしたりする。
電源構成は幾つかの手段を考えて置かないと不便な生活や産業に影響が出る、よって国民は普段から節電意識が無いと家庭の維持に影響する事になる、欧州は小さな国で構成されているから国間は電気の流通が出来るように設備の共通化が行われている、欧州の産業国はドイツだがロシアからの天然ガスがストップして、一時窮地に陥った、今も続いているが他国経由で天然ガスを購入して、どうにか供給状態は維持されているが電気代は高いままだから大変な状況では有る。
正直言えば日本の国民単位で考えると、無駄のオンパレードで有る、今の時期は夕方5時になると暗くなる、節電が必要だが、この意識が有るかと言えばない方だ、日本は原子力発電が止まったままが多い、再開には地域住民の賛成も必要で有る、核の取り扱いも停止状態だ、狭い国土だから生活圏が近いからで、思う様には行かないのだ、国民意識は共通項目として同じで有る必はないが、出来る限りの賛同は必要な国だ。
各家庭では各自がそれぞれの部屋で過すよりは、リビングの様な空間で家族がTVを観たり食事をする方が良い、部屋ごとに暖房や冷房するよりも安上がりで有る、こんな意識を持って生活をすれば、家庭で電気代を節約出来るし国全体では、これが遥かに大きい結果となる。
日本は島国だから他国との電力の融通は困難だ、しかし北海道から九州には発電所が有るから、国内で融通している、しかし以前から言われていたが北海道と本州、九州と本州等では余裕で流通している訳でなない、線が細いので流通まで行かないで「捨てて」いる場合は有る、その為に電力会社はモニターを怠らないで監視している。