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失われた日本の政治や経済は大きな損失として歴史の1ページには成る。

日本の基礎的要件は、政治がしっかりしている事が条件だ、しかし戦後約80年で何をして何を残してくれたのかを考えざるを得ない、戦争に突入したのは政治の判断だ、その原因の一つとして米国から石油が買えなくなった事だ、その為にインドネシアを攻めて石油の確保に動いた。
これは有る面正しいと思える、問題は米国との交戦を試みた、当時でも大国で有った米国に戦いを仕掛けるとは、小国の島国日本が判断ミスした、としか言えない、ハワイの真珠湾で停泊していた軍艦に奇襲攻撃を掛けた、米国に勝てると思い込んだ、軍部の判断は正しいとは言えないだろう、こうして多くの悲惨な事が起こった、原爆が落とされ、それも広島と長崎の2カ所だ、この地に造船所が有ったので、これを壊滅させよ、と命令をした。

これに依り、天皇は敗戦を認め国民に謝った、多く人命を失い、国土が破壊された。戦時では軍が政治より強いから、兵隊が傍若無人で有ったで有ろうと想像は出来る、この点で負けて良かった部分は有るが、余りにも失われた事柄が多過ぎる、戦争は二度としてはならないと戦争放棄は正しいが、最近まで軍事関連の産業が少なかった、世界は何処かで戦争しているから軍関連産業で稼げるのだが、日本は政治的にこの分野を育てなかった。
これが正しいかそうで無いかは個人の判断だが、日本には世界に売れる防衛産業はないと言えるのが今日の状況だ。

政治の方向と産業活動はパラレルで進展しなくてはならない、政治は二流で技術は一流と言われた時代が有ったが、技術の一流は怪しくなっている、ソニーの様な会社でもブランド力では世界4位とか言う意見は有る、サムソンの様な韓国企業が1位として出現している。
今中国は低迷しているが特許件数では日本を追越している、中国の技術向上は確実に上がっている、韓国や中国にはほんの少し前まで一流として勤めた技術職の人が、国内に活躍の場がなく、海外で働いている現実が有る。

こうして日本の損失が、技術者までにも及び、国内にいなく成れば、製造現場で働く東南アジからの貧しい労働者となる、労働者の時間給は韓国の方が高いから、日本に来なくて韓国へと移動している。
失われた30年は長い、こんな長期に渡り、日本はボケーとして無駄な政治屋に仕事をやらせてしまった、要するに反省が無い国だ。
技術も陳腐で世界に打って出る会社は無い、経営者が取り合えず日本の有名大学を出て、文系が技術力中心の会社で社長している、と言うおかしな現象が長く続いている、台湾の半導体産業の経営者は、その多くが米国の大学を卒業して、技術知識も高い、日本は数年で他の分野を経験させるローテーション人事だが、これで世界の会社とは戦えない、政治も緩く企業も緩い日本が世界で生き残れるとは思わない、大いに反省して変える部分の大手術が必要だ、これしかない、生き残れるかは個々人でも反省だ。

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