当初は中国・武漢だけで収まるかなと気楽に考えていたのではと思えるが、豪華客船での発生で映像が世界に流されたから一気に関心度が増してきた。
昨年12月の出来事で武漢と言う地名が全国区になった、地方都市の一つ位と思っていたら何と人口が１０００万人を超える大都会で有り、そこは自動車関連企業も多く日本から進出企業も多く駐在員関係者も多く暮らしていた。
ウイルスなんかに興味有る人は少ないので筆者も当時そんなにメモ書きが多く残っていなかった、今ではノート１冊分のメモが書かれている、幸い図書館が休館されているから情報入手が少ないが、メモを見ながら騒動の経過を振り返って見たい。
１２月中旬頃には数十人程度の原因不明の肺炎患者が現れたと、３１日には武漢市が感染者２７人、この内７人が重症者と発表する。
１月９日に、この肺炎は新型コロナウイルスと発表する。
２３日に武漢市を事実上「都市封鎖」とする、レストラン等商業施設も営業停止。
３１日に９６９２人の感染者、死者２１３人と発表、春節休暇に入っていたから感染旅行者が世界に出掛けていた、３０日時点で感染者は１８ヵ国に拡大する。
３１日にWHOが「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言する。
日本では１月１６日に神奈川県在住の中国籍男が感染と確認、３１日時点で国内感染者数は１２人と判明、内２人は武漢市への渡航歴がなく国内二次感染と見られた。
１月２０日豪華客船ダイヤモンドプリンセス号が横浜港から東南アジアに向けて出港する、世界からの乗客２６６６人とスタッフで総勢３７００人もの人が乗船していた、この数年前からクルージングがブームで１年先まで予約されると言う人気でテレビや雑誌でも取り上げられていた。
この豪華客船は三菱重工。長崎造船所で建造されたが完成間際に工事上の火災が発生し、修復と完成の遅れで費用が当初の倍も掛ってしまった。当然大赤字です、これを機に客船ビジネスを考えていたが、最終的に撤回しこの造船所も売りに出された。
２５日に香港で下船した８０才の香港人がコロナに感染していたと２月２日に記者会見される、１日には沖縄に到着、検温と健診が施され５人位に発熱が有ると確認される。
３日には横浜港に着岸する予定で有ったが沖合で防護服を着た検査官が乗り込む、４日には船内でイベントは行われていたらしいが、検査した中で１０人が感染とされ受け入れ先を確保する。５日に船内隔離を要請する。
６日に着岸し本格的な検査と対策本部が設置される。これ以降は連日テレビ放映がされたから記憶に残っているでしょう。
今でもコロナウイルスとして様々な解説や状況がテレビで配信されている、専門用語や新たな対応等が報道されているが筆者は余り熱心にテレビは見ていない、顔ぶれが変わればと思がテレ朝なんか本人の専門では無いだろうと思える選択ミスが有るので関心は減っている。
次回以降数回は書いて見ます。
