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先進国で絶好調な国はない、が米国で日産以外のトヨタとホンダは活況だ。

日本は自動車産業が活況で、産業を引っ張って行くのが少々の望みだ、これなくして稼げる産業がないが、関連産業のすそ野が広い、米国へは日本で製造した車を全てを輸出している訳ではなく、米国内の工場からの調達も多い、苦戦している日産は売り上げ台数が落ちているから営業益が上がってない、しかし赤字経営でないから、売れる車を売り出せば良いが、これは戦略的に間違えた結果だ、EV車が2023年から売れなくなったが、日産はEV車を売りたがったが、全体的に売れないのにEV車への拘りが、売り上げに響いた。

今米国は物価高で物が売れてない、割高なEV車が売れる訳ない、燃費も良くEVよりも割安なハイブリット車が売れている、特にトヨタはHV車で世界シェアで約6割と好調だ、ホンダも同じくHV車が売れ筋だ、日産は米国でHV不在だから、車全体の在庫数が増えている、これが戦略の間違いとして売り上げに出ている。

日産車の平均取引額は3万4000ドルで、対してホンダは3万6000ドルで、トヨタは4万1000ドルと高いが売れている、日本車と言えばトヨタの圧勝だ、カリフォルニア州の道路ではトヨタ車が圧倒的だ、これはレクサスブランドも含むので、高くなっているが、車種のチョイスも多いのが特徴だ。

日本経済は自動車が無いと、売れる物が無い状態だから、今後の10年で優位性の有る、しかも高額な物を市場に出さないと、益々日本の地位は下落する、物でなくサービスでと思っても、それがこれだと言う物が現在はない、鉄鋼で米国へと日鉄は考えているが、自動車は鉄板は使うがこれ以外では何が有るのか、軽量で新材料が出れば売れなくなるのは予測が付く、IT分野なら人の頭脳とアイデアで稼げるが、過去に於いてそんな物は日本発としてポケモン位は有ったが、単価が安いのでこんな物はどうでも良いのだ、円換算で数十万円もする物が無いと苦戦する、洗濯機で高額品は有るが、こんな物は日本では売れるで有ろうが欧米では売れるとは思わない、以前に選択後乾燥を済ませて折りたたんでくれる商品アイデアが、日本に有ったが直ぐに生産中止となった、売れると思ったアイデアマンの発想だけで有った。               商品は持続性が無いと駄目で、アイデアだけでは一瞬の効果だけで、商品とは言えない。家中に日本製の電化製品が有ったが、もうそんな時代はこないだろう、予測と現実がマッチしないのが現代なのだ。

日本には米国発のGAFAMがない、いずれも会社目の頭文字だが、これらに1社でも入る可能性でも有れば期待でも持てるが、無いのは当たり前で、発想すらない、日本でユニコーンと騒がれそうな会社が有った様だが(これは2003年の暮れ頃)、その後1年半が過ぎたが抜け出した会社はない、政府は「スタートアップ育成5か年計画」と言うプロジェクトを考え付いたが、今や誰も言わないし、追及もしない。

この間に生成AIが躍り出た、産業界を含めて、一気にブームとなる、先ほどのGAFAMの最後のMはマイクロソフトの事だが、一気に売り上げ1位になり、2位に画像半導体のNビディアが抜け出した、これに依り上位が入れ替わる、余りにもお金が集まる業界だから目が離せない。日本企業はおこぼれの飯の種を探している状態で、ブレイクスルー状態ではない、日本で牽引して欲しい会社はNEC,富士通、NTT位だが全く存在感がない、これではベンチャー企業が生まれても小粒で期待は持てない。

牽引する会社が欲しいのだが、日本の土壌では生まれないし育たないかもしれない。半導体産業が一部でもてはやされているが、ベースとなるのは日本企業ではない、動きが激しい産業だから油断が出来ない。


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