まだ大統領候補者でしかないが、露出度は高いし、何かに付けて決定の様な言動には、好感は持てない。それ程に世界はリーダーに向かない政治をしている連中が多い事かもしれない、彼は今は閣僚人事を決める事が最重要な仕事だとは思っている、しかし彼の性格だろうが関税を高くして物の輸入は制限するぞと、脅している、強権外交する事を事前情報として流しているだけなら良いが実行しそうな人物と見られているから、その対応を行って居る国は有る。アメリカは政党が変わると、政権側は一般職も交代するのだ、この数は数千人規模だから、政権移行時に間に合わないのが普通だ。
日本も米軍の駐留負担を上げろと言って来るだろう事は想定している、関係はそれだけでなく貿易取引は多い国同士だから、関税では脅しでなく現実的な対応を求めて来るだろう、何れの場合でも日米間ではタフなネゴシェーションが起こるだろう事は想定しなくてはならない、彼はディールと言う事を頻繫に使う、取引を有利に運ぶ手段と考えているから、彼のキーワードに成っている、妥協はしませんよと事前情報を与えているに過ぎないと思ったら駄目で、交渉能力や手段を日本側は考えて置かないと、急には使えないし
使う時を間違えてしまう場合が有る、国内ではそんなタフな交渉事が少ないので、経験不足の隙を与える事に成る場合は有る。
彼は幾つかの国が集って行う会合は好きではない、1対1での交渉に重きを置くから、その中身には事前の項目チェックは欠かせない。
日本は大統領就任前に会う事を、優先したい様だが、こんな事に意味はないのだ、約束したとしても国を代表しての会合でないから、それは個人対個人での約束事で責任は無いと、言われたらそれまでだ、安倍がそうしたから俺もと思って居たら、それは幼稚な考えだと思う事だ。
以前にも言ったが石破内閣には外交能力に欠けている、日本国民もこれには気付いているが、直ぐに慣れると言う問題ではない、国連に出席したがその場で南米の小さな国の女性大統領が挨拶に来たが、座ったままで握手してしまった、これが写真に取られていたから、国際関係では不味い対応だ、こんな程度の首相の能力かと思われたら、今後にも国際舞台に出せないと思わなければならない。恥ずかしいシーンの例だ。
最近のトランプは強気な対応が目立つ、彼はまだアメリカの大統領ではないのだから、個人的な発言は慎んで貰いたい、そして子分となった民間人のマスクを連れて行動していて、そんな場で民間人のマスクに発言の場を与えている、これも不味い対応だと思う、目立つたり屋のマスクから多額の献金を受けたからと言っても、個人の資格で公的な発言は不味い。
トランプ自身もパナマ運河の権益をアメリカに返せ的な発言も有り、グリーランドにも言及した。今彼はマスコミが書いた記事に対しても訴訟の対象に成るとかで、揉めているのだ、大統領として相応しくない人物を選んだアメリカ国民に反省する姿はない、今や完全なトランプ党にしてしまったから、歴代の党幹部はどうしたのか、発言を拾っていない気がする、上院と下院を抑えて、しかも大統領になる予定だ、これをトりプルレツドと言うらしいが、彼が心変わりしてプーチンや習の様な独裁政治をしたら、世界は終焉する、仲介役として活躍するなら許せるが、今後の4年間は要注意人物だ。
我々外国人には何も出来ないが、アメリカ国民の責任は重要だと自覚して、彼の言動や行動を監視してもらいたい。