今日はひな祭 または桃の節句ともいう・・・・
桃の節句は もともとは「上巳(じょうし)の節句」という 「上巳」は陰暦3月の最初の巳の日を
意味していたが 魏の時代より3月3日になったと言われちょります
古代中国では 上巳の節句に水辺で身体を清めて厄災を払い 宴会を催していた この時に人形とともに
厄災を川に流す流し雛が行われており これが今の雛人形のルーツと考えられちょります
江戸時代までは子供の死亡率は判らんが 人口動態調査が始まった明治32(1899)年でも 生後1年未満の子どもの死亡率は
15.38%だったという それ以前の子どもが3歳まで生きられる確率はかなり低かったと推測される その為厄払いの行事が
いつしか子どもの健康と成長を祈る行事になったのも自然な流れかもしれん
そしてひな祭ちゅ~たら ひなあられ・菱餅・さくら餅・ちらし寿司・白酒などある
そんな中で白酒とは?
白酒とは みりんや焼酎などに蒸した米と米麹を混ぜ合わせ 1カ月程度熟成させた後に軽くすりつぶして造った 白く濁った酒
原材料は日本酒と似ちょりますが みりんなどを加えているため 酒税法ではリキュール類に分類 アルコール分は9~10%程度で
とろみのある口当たりと甘味の強い味わいが特徴
また上巳の節句で厄災を払うためにもう一つされていたのが 桃の花を酒に浸した桃花酒
古代中国では 桃は邪気を祓い不老長寿を与える仙木とされており 桃の花を酒に入れて飲むことで 健康になると言われていた
この桃花酒に 桃の花がきれいに引き立つ酒として白酒が使われるようになり 今の白酒を飲む風習になっていったと考えられた
ぢゃが幼子に風習とはいえ飲酒させる訳にはいかんぢゃろぅ・・・・
その代用品が甘酒となる 甘酒は日本の代表的な甘味飲料 見た目はどぶろくに似て混濁 酒ちゅ~名前が付くが アルコール含有は
僅かで ソフトドリンクに分類される アルコール度数は1%未満