今では国民食ちゅ~ふ~に言われちょるカレー 日本のカレーは1871年(明治4年) 日本最初の物理学者となる山川健次郎が
米国留学への船上でライスカレーに出会う ただし「食う気になれず」との記録がある
そして初めてカレーのレシピがが公開されたんが 1872年(明治5年)であった
その内容は
「葱一茎生姜半箇蒜少許ヲ細末ニシテ牛酪大一匙ヲ以テ煎リ水一合五タヲ加へ鶏海老、鯛、蠣、赤蛙等ノモノヲ入能ク煮後「カレー」ノ粉
一匙ヲ入煮ル1西洋一字間巳ニ塩ニ熟シタルトキ加ヘ又小麦粉大匙二ッ水ニテ解キテは入ルベシ」
現代語にすると ネギ・しょうが・ニンニクのみじん切りをバターで炒めて水を加え エビ・カキ・鶏、・カエルなどを入れて煮こみ
カレー粉を加えたら さらに一時間煮て塩で味を整え 水溶き小麦粉を入れるとなる
明治5年ちゅ~時代背景から推測すると カレーの具である 牛や豚を食する習慣が無かった その為当時具のメインは食用蛙が
主体となった
勿論カレーの発祥の地インドでは蛙を使うことなど無い 日本独特である 下処理済みの冷凍カエル肉を使う 姿がそのままなので
食べるまでは怖いような かわいそうなような気がするが 食べてみるととってもジューシーな鶏モモ肉のような味わい
から揚げで頂くとおいしいと聞く
カレーの具にカエルちゅ~んは衝撃 なしてカエルなんぢゃろぅか? はっきりしたことはわかっちょらんが 日本にカレーが伝わった
開国時に イギリス人は中国人の使用人を連れて来日しており その中国人たちが中国で調理に使われる蛙をカレーに使ったのではと
考えられちょります
蛙の肉を食べると聞くと衝撃ぢゃが 世界的に珍しいことではなく食用のカエルも存在する 特にインドネシアや中国ではよく食べられて
おり 日本でも食べることはできる 蛙の肉の味か食感共に鶏肉に近く臭みもない そして、あっさりとして美味しい
魚介類とカエルの肉の旨みが染み込んだカエルカレーは きっと当時は絶品ぢゃったちゅ~ことぢゃろぅ
今でも蛙カレーは ほんの一部の店舗で出されちょると聞く