天文12年(1543)種子島の南端門倉岬に明国船が漂着 この船にはポルトガル人が乗っており
我が国初めての西欧人との出会いであった そしてそれが火縄銃と日本人との出会いと言われちょる
そしてこの火縄銃は瞬く間に戦国武将に広がっていく 昔とはいえ精度がよく 弾の装填も工夫され 発砲
時間も早く改良された まさに物づくり大国日本である
西欧諸国はこぞってアジアの国々を植民地化する アジアの各国は軍隊も貧弱で組織化されてはおらず
西欧文明に足り打ち出来なかった
ぢゃが日本は戦国時代を経験しているため 各領地の大名の家来は組織化され 強力な軍隊であった
更に火縄銃が西欧から渡来したとはいえ改良されたうえ量産化されている 帆船数隻で日本を攻めるのは
死を意味する 西欧の火縄銃より精度が良く 侍も銃の扱いに慣れており 連射も早い しかも兵站は
自国故無尽蔵 西欧人の帆船ではすぐに兵站に事欠いてしまう
いくら浮世とはいえ 戦の経験があり武芸に富んだ命知らずの侍と一戦交えても 結果は見えしょる
そんな富国強兵の国相手に 一戦交えるのは無謀 これが日本が植民地にならなかった理由
いや植民地にしたくても あの時代物流も気が遠くなるような時間がかかり 通信手段も何十日かかり
たとえ1万人の軍隊でも 兵站不足と負傷者による人員不足を考えたら 日本には手が出せん
大砲撃って ビビル国なら植民地も可能性があるが 日本は大和魂を持つ侍の國 座して死を受け入れん
それは日本ぢゃ そして国民すべてが 多かれ少なかれ大和魂を持っておる オイラは闇のくまさんと
共にある