40代半ばの私の年収は、ざっくり500万くらいです。
世の中の年収の中央値が400万代の現在、これだけ頂けるだけ有り難いのですが、妻には世間並み(上場企業並み)に稼げと言われます。辛いです。
で、ふと思うのです。
私が子供だった頃、多分500万なら相当リッチだった記憶があります。
消費税なし。社会保障費や税金も今より安く、物価も安い。車なんてアルトが50万円くらいだった記憶が有ります。
銀行にお金を置いておくだけで、利子が6%くらいありました。
子供ながら、当時の事はよく覚えてます。
経済的には良い時代でした。
私的には、いつも給食を一人で食べる悪い時代でした。
私個人はさて置き、バブルだった当時。
世の中には、使えるお金(可処分所得)がたくさんありました。
今はどうでしょう?
同じ年収でも手取りが減って、消費税で10%取られ、物価も上がり、大変です。
感覚的に130〜150万くらい、手取り年収が昔より減った感じです。
なので、今の私は昔の350万くらいの年収の実感を持って生きています。
年金は納めるだけの税金と思っているし、働いたら罰金を納めるものと思っています。
ただ、社会は一応ルールに則って動いているので、生きている以上ルールは活用しないと損します。
簡単なルールの上での節税。
意外と篤い、公共福祉。
普通の人には優しい、公共サービス。もちろん私は普通の人です。
昔は普通に働くだけで良かったのに、現在は公共サービスで節約したり投資で殖やさないと普通になれない時代になりました。
何も考えないと、ジワジワと貧乏になるだけです。
昔なら預金を複利で回せば勝ち組でしたからね。
諸外国のようにインフレなら賃金も上がらないとダメです。日本は負担増の賃金変わらずなので貧乏になります。
とりあえず、エネルギー政策を見直さないとさらに貧乏な国になるので、まともな判断してもらいたいです。
氷河期世代は辛いです。