ここ数年、11月最初の3連休は八重山遠征だ。
昨年に続き、今年もこの時期に計画を入れてあった。
GWに続いて2014年の八重山遠征第二弾だ。
今回も金曜日の午後に移動するスケジュールとなる。
出発は10/31の午後。
午前中は通常に勤務。
問い合わせ事項が多く、バタバタと過ごす。
13時過ぎに業務終了。
職場を予定より少し遅い13:30に出発する。
出発が午後なのは、石垣に1泊する前提があるからだ。
移動日を午後休とするのが合理的なのだ。
ストックが無くなっていた水中撮影用シリカゲルの調達にヨドバシに寄る。
時間を少しロスしたが、15時過ぎには羽田に到着した。
荷物を預けるまで、少々期間がかかった。
連休前日の金曜日、羽田空港は混雑している。
到着便の遅れもあったようで、同乗開始も遅くなった。

20分ほど遅れて、機体は動き始める。
海上に突き出た新しい滑走路に進入する。
急に睡魔がやってくる。
一瞬意識が落ちた次の瞬間、機体は一気に加速する。
小刻みに機体を揺らせ、長い滑走の末に舞い上がる。
今回の座席は通路側だ。
機体は右に旋回し、隣の席の向こうに東京湾が眼下に見える。
シートベルト着用サインは消えたが、下界は雲の下である。
しばらくして、雲海が見えたので、搭乗口に移動し小窓から外を見る。
少しして、スミマセンと声がする。
よく見ると、トイレの真ん前に陣取ってしまっていた。(笑)

席へ戻ると、ドリンクのサービス、好物のシークヮーサージュースは無いようだ。
キウィジュースをお願いする。

ジュースを受け取り、ありがとうと応える。
微笑んだCAとアイコンタクト。
まぁ、接客の一環だろうけど・・・
関係ないけど、女性としてはタイプではないな。(笑)
ネームを拝見したところ、T所さんというお名前だ。
知り合いに同姓の酒豪がいる。
きっと酒が強いに違いない。(笑)
昼食を軽くしたので、腹が減る。
羽田で時間の余裕がなく、食料を確保できなかったのが響いている。
那覇で補給したいところだ。
時間が過ぎるのが早い。
空はしだいに暗くなりつつある。
搭乗口で再び撮影、雲が多いなりに良い感じだ。
→ 2014.10.31 空
さっきとは違うCAが声をかけてくる。
搭乗口付近で、妙なマネしとらんか?
そりゃ気になりますわな。
このご時世ですから。

機長からアナウンスが入る。
那覇空港付近で大型船の航行があり、上空で待機するかもしれないらしい。
大型船って何だろう?
空母かな?
ミサイルで迎撃されたらどうしよう?
誤爆・誤射はアメさんの十八番だ。(笑)
すっかり空が暗くなった頃、那覇に到着した。
大型船とは遭遇しなかったようだ。
暗い滑走路に着陸。
直後に機体が左方向へ振れる。
明らかに補正が当てられている。
方向の定まった機体は逆噴射がかかる。
那覇空港に着陸完了。
駐機スポットへ向かう。
シートベルト着用サインが消え、かなりの乗客が立ち上がったがなぜか動かない。
搭乗口のドアが開かないようだ。
乗り継ぎの時間が気になる。
荷物をとろうとしたら隣の娘連れのお母さんから、騒がしくてすみませんでしたと一言。
確かに声は聞こえていたが、全然気にならなかった。
それでも、その気遣いとひと言が心地よい。
ちびちゃんに、バイバイして席を立つ。
飛行機を降りると暑い。
後ろから女性の声で、暑いねーという声がする。
お客さーん、ここは南国・沖縄ですよ。(直接は言いませんが・笑)

今回は、那覇までがJAL、石垣までが、ANAという組み合わせだ。
接続時間は1時間、十分だろうと思っていた。
ベルトコンベアの所へ預けた荷物を受け取りにいく。
ところが、手荷物がなかなか出てこない。
時間は刻々と過ぎていく。
どんなにイライラしても、ここは待つ以外にない。
想定していた限界時間の5分前に見慣れたザックが出てきた。
ザックを受け取ると、急ぎANAの搭乗カウンターへ向かう。
ここで迷子になったらアウトだ。
ANAの窓口で聞いてみたら、JAL便からであれば、降りなくても荷物を運んでもらえたそうだ。
スカイマーク等は不可だそうです。
知らぬが、ほっとけ。
危なく珍道中になるところだぜ。(笑)
ギリギリで保安検査を突破。
飛行機そのものは5分遅れていた。
関空からの便で何かあったらしい。
乗り継ぎ時に、売店をチェックしたが、例の美味しい石垣牛カレーは置いていなかった。
関空からの便の接続者を待って離陸、また遅れる。
路面のブルーライトを追い越し機体はグングン加速する。
地面を蹴って滑走路を後にする。
石垣に向けてもうひとっ飛びだ。
下界は漆黒の闇。
どこを飛んでいるかも解らない。
遅れはしたが、フライトはすこぶる順調だ。
気がついたら着陸体制になっている。
滑走路とランプが見えたところで着陸。
なかなかスムーズであったが、着陸後の急制動が無いと寂しいな。

新石垣空港では、最終便到着後のタクシーに難がある。
到着が遅れるとタクシーが1台も居なくなってしまうのだ。
客の降りてこない空港に待機するよりも、石垣の市街地へ行ったほうが商売になるさな。
いろいろと問題の多い空港だ。
僕の直前に並んでいる女の子4人組が、来ないタクシーに焦れている様子だった。
最終便は到着が遅れると、タクシーが来ない事があるよ・・・と声をかけた。
要領を得ないのか、変なおじさんと思われたのか、反応は鈍い。
大荷物をかかえたまま、いったん列を離れる。
空港の総合案内に車が居ないことを伝えると呼んでもらえるとのこと。
列に戻りしばらくすると、状況が理解できたのか、先ほどの4人組が声をかけてくる。
質問をしてくるので、自分の見聞をお話する。
総合案内で呼んでくれるそうですよ、と伝えると少し安堵した様子だった。
待つことしばし、タクシーが複数台到着する。
4人組は一斉にお辞儀をしてお礼を言ってくれる。
彼女たちが出発すると、僕の順番だ。
タクシーに乗り込む。
運転手に、空港なのにタクシーが居ないよー・・・と言ってからかう。
道はガラガラ、裏道のようだ。
真っ暗な夜に約半分の月。
静かな夜だ。
宿に到着、馴染みのルートイングランティア石垣だ。
チェックインを済ますと、荷物を置きに部屋に入る。
昨年はトリプルだったが、今回はちゃんとシングルだ。(笑)
2000キロを越えて、八重山にやってきた。
昼まで仕事してたなんて嘘のようだ。
GW以来だから半年ぶりとなる。
すぐにフロントに戻り、キーを預ける。
石垣の夜はこらからさ。
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昨年に続き、今年もこの時期に計画を入れてあった。
GWに続いて2014年の八重山遠征第二弾だ。
今回も金曜日の午後に移動するスケジュールとなる。
出発は10/31の午後。
午前中は通常に勤務。
問い合わせ事項が多く、バタバタと過ごす。
13時過ぎに業務終了。
職場を予定より少し遅い13:30に出発する。
出発が午後なのは、石垣に1泊する前提があるからだ。
移動日を午後休とするのが合理的なのだ。
ストックが無くなっていた水中撮影用シリカゲルの調達にヨドバシに寄る。
時間を少しロスしたが、15時過ぎには羽田に到着した。
荷物を預けるまで、少々期間がかかった。
連休前日の金曜日、羽田空港は混雑している。
到着便の遅れもあったようで、同乗開始も遅くなった。

20分ほど遅れて、機体は動き始める。
海上に突き出た新しい滑走路に進入する。
急に睡魔がやってくる。
一瞬意識が落ちた次の瞬間、機体は一気に加速する。
小刻みに機体を揺らせ、長い滑走の末に舞い上がる。
今回の座席は通路側だ。
機体は右に旋回し、隣の席の向こうに東京湾が眼下に見える。
シートベルト着用サインは消えたが、下界は雲の下である。
しばらくして、雲海が見えたので、搭乗口に移動し小窓から外を見る。
少しして、スミマセンと声がする。
よく見ると、トイレの真ん前に陣取ってしまっていた。(笑)

席へ戻ると、ドリンクのサービス、好物のシークヮーサージュースは無いようだ。
キウィジュースをお願いする。

ジュースを受け取り、ありがとうと応える。
微笑んだCAとアイコンタクト。
まぁ、接客の一環だろうけど・・・
関係ないけど、女性としてはタイプではないな。(笑)
ネームを拝見したところ、T所さんというお名前だ。
知り合いに同姓の酒豪がいる。
きっと酒が強いに違いない。(笑)
昼食を軽くしたので、腹が減る。
羽田で時間の余裕がなく、食料を確保できなかったのが響いている。
那覇で補給したいところだ。
時間が過ぎるのが早い。
空はしだいに暗くなりつつある。
搭乗口で再び撮影、雲が多いなりに良い感じだ。
→ 2014.10.31 空
さっきとは違うCAが声をかけてくる。
搭乗口付近で、妙なマネしとらんか?
そりゃ気になりますわな。
このご時世ですから。

機長からアナウンスが入る。
那覇空港付近で大型船の航行があり、上空で待機するかもしれないらしい。
大型船って何だろう?
空母かな?
ミサイルで迎撃されたらどうしよう?
誤爆・誤射はアメさんの十八番だ。(笑)
すっかり空が暗くなった頃、那覇に到着した。
大型船とは遭遇しなかったようだ。
暗い滑走路に着陸。
直後に機体が左方向へ振れる。
明らかに補正が当てられている。
方向の定まった機体は逆噴射がかかる。
那覇空港に着陸完了。
駐機スポットへ向かう。
シートベルト着用サインが消え、かなりの乗客が立ち上がったがなぜか動かない。
搭乗口のドアが開かないようだ。
乗り継ぎの時間が気になる。
荷物をとろうとしたら隣の娘連れのお母さんから、騒がしくてすみませんでしたと一言。
確かに声は聞こえていたが、全然気にならなかった。
それでも、その気遣いとひと言が心地よい。
ちびちゃんに、バイバイして席を立つ。
飛行機を降りると暑い。
後ろから女性の声で、暑いねーという声がする。
お客さーん、ここは南国・沖縄ですよ。(直接は言いませんが・笑)

今回は、那覇までがJAL、石垣までが、ANAという組み合わせだ。
接続時間は1時間、十分だろうと思っていた。
ベルトコンベアの所へ預けた荷物を受け取りにいく。
ところが、手荷物がなかなか出てこない。
時間は刻々と過ぎていく。
どんなにイライラしても、ここは待つ以外にない。
想定していた限界時間の5分前に見慣れたザックが出てきた。
ザックを受け取ると、急ぎANAの搭乗カウンターへ向かう。
ここで迷子になったらアウトだ。
ANAの窓口で聞いてみたら、JAL便からであれば、降りなくても荷物を運んでもらえたそうだ。
スカイマーク等は不可だそうです。
知らぬが、ほっとけ。
危なく珍道中になるところだぜ。(笑)
ギリギリで保安検査を突破。
飛行機そのものは5分遅れていた。
関空からの便で何かあったらしい。
乗り継ぎ時に、売店をチェックしたが、例の美味しい石垣牛カレーは置いていなかった。
関空からの便の接続者を待って離陸、また遅れる。
路面のブルーライトを追い越し機体はグングン加速する。
地面を蹴って滑走路を後にする。
石垣に向けてもうひとっ飛びだ。
下界は漆黒の闇。
どこを飛んでいるかも解らない。
遅れはしたが、フライトはすこぶる順調だ。
気がついたら着陸体制になっている。
滑走路とランプが見えたところで着陸。
なかなかスムーズであったが、着陸後の急制動が無いと寂しいな。

新石垣空港では、最終便到着後のタクシーに難がある。
到着が遅れるとタクシーが1台も居なくなってしまうのだ。
客の降りてこない空港に待機するよりも、石垣の市街地へ行ったほうが商売になるさな。
いろいろと問題の多い空港だ。
僕の直前に並んでいる女の子4人組が、来ないタクシーに焦れている様子だった。
最終便は到着が遅れると、タクシーが来ない事があるよ・・・と声をかけた。
要領を得ないのか、変なおじさんと思われたのか、反応は鈍い。
大荷物をかかえたまま、いったん列を離れる。
空港の総合案内に車が居ないことを伝えると呼んでもらえるとのこと。
列に戻りしばらくすると、状況が理解できたのか、先ほどの4人組が声をかけてくる。
質問をしてくるので、自分の見聞をお話する。
総合案内で呼んでくれるそうですよ、と伝えると少し安堵した様子だった。
待つことしばし、タクシーが複数台到着する。
4人組は一斉にお辞儀をしてお礼を言ってくれる。
彼女たちが出発すると、僕の順番だ。
タクシーに乗り込む。
運転手に、空港なのにタクシーが居ないよー・・・と言ってからかう。
道はガラガラ、裏道のようだ。
真っ暗な夜に約半分の月。
静かな夜だ。
宿に到着、馴染みのルートイングランティア石垣だ。
チェックインを済ますと、荷物を置きに部屋に入る。
昨年はトリプルだったが、今回はちゃんとシングルだ。(笑)
2000キロを越えて、八重山にやってきた。
昼まで仕事してたなんて嘘のようだ。
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