日本では神代から、神々も仕事をして働いていました。
天皇陛下も国民のために毎日お祈りを捧げてくださいます。
織物をする人たちは織部というように、職業部族別に名前が決まっていました。
その後の官僚制も、職業部族別になっていて、最近でも新しい職種ができると、
どこかの省庁の管轄になり、職業別の部族社会の中に取り込まれていきます。
ある意味究極の共産主義と言えなくもありません。
資本主義の前は、荒魂(あらみたま)の象徴ともいえる戦士が争い、
そこから和魂(にきみたま)の象徴ともいえる王権が支配する社会が主流でした。
これからは4つの魂がバランスを取り、直霊(なおひ)、
そして宇宙とつながる社会、すべてはつながっていることを認識できる社会、共生社会が求められていると言えます。
人間が人間らしく生きられる、楽しく幸せに生活できる、
しかも自然と共生し、地球や宇宙と調和している、そういう共生社会です。
他人に暴力をふるうのは犯罪です。
同じように他人から、嘘をついたり騙してお金を得ることは犯罪です。
そして世の中には、嘘をつかずにお金を奪っていく投機の話はたくさんあります。
一人の人間として、お金を求める欲はみなあります。
しかし、ラクして儲かる話のほとんどが、だまされるか投機で、
お金が増えるどころか返ってこないことが多いのです。
私たちは、なぜ騙されたりするのでしょうか。
一霊四魂の四つの魂別に考えてみましょう。
和魂(にきみたま)が乱れると、貢献ではなく、自己重要感を満たすようになります。
「俺はすごいんだぜ」とか「私に従いなさい」と自分がよければいいという考え方が強くなります。
和魂がプラスの方向に向くと、相手を承認する、認めることで和をつくることができるようになります。
和魂が内向きになると鬱やクレクレ星人という依存者になります。
和魂が外に向きなると出来事や他人に感謝する王様の威厳を持つようになります。
荒魂(あらみたま)が乱れると恐怖心に支配されます。
荒魂が弱まると生きる力が弱まり、本当に弱弱しくなります。
プラスに向くと自信に満ち成長していくようになります。
奇魂(くしみたま)が乱れると、退屈な時間を過ごすようになります。
奇魂が弱くなると安定を求め変化を嫌うようになります。
プラスに向くと好奇心旺盛で変化を楽しむようになります。
幸魂(さきみたま)が乱れると寂しさが溢れてきます。
弱くなると自分一人で満足し一人の世界に入っていきます。
プラスに向くと繋がりを広げ愛を与えます。
コンサルの相談事で多いのは、お金が足らない(奇魂)、
自分には何か足らないという恐怖心(荒魂)、
嫌われているんじゃないかという寂しさ(幸魂)と、
経営者や人をまとめるリーダーを目指す人は、自己重要感を克服しいかに感謝と貢献で相手を認めて和をつくるか(和魂)、
という悩みを抱えている人も多いです。
人生の悩みは、この4つ分類されます。
ここがわかるだけで、人との会話やコミュニケーションもスムーズになります。
さらに、ビジネスでペルソナを考えるときの大きなヒントになってきます。
そして何よりもパートナーとの関係性を理解するうえで重要です。
そして、あなたという霊は、必ず今生の目的をもって生まれてきています。
それに氣づくことができ、かつそれに向かい行動することができると、
大きな学び、そして収穫となることは間違いありません。