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糸と色と。組紐職人 藤岡かほりのブログ

なぜ組紐職人になったのか。

嫁ぎ先の家業だったからです。


……一言で終わってしまいました😂





夫は三重県伊賀市にある藤岡組紐店の四代目。
全国の百貨店などの催事へ実演販売に出かけていました。

私は結婚前は関西に住んでおり、そちらにも催事で来ていたところ偶々通りかかったことがキッカケでした。


そこから結婚するなんて思ってもなかったのですが、こんな事もあるんですね〜(他人事)



結婚後は組紐かお勤めに出るかどちらでも良かったのですが、家族以外に、仕事をお願いしている組み子さん(パートさん)が高齢であることから先々を考えるとやはり今から組紐をした方が良いだろうとはじめたのでした。



藤岡組紐店では主に高台(たかだい)という機織り機のような大きな組み台を使っていますが、初心者も初心者、ゼロからのスタートの私はまず丸台(まるだい)という組み台から。







次に高台。



最初はサッパリ…チンプンカンプン🤯で、もう必死でしたね。
趣味ではなく仕事ですから。



最初は覚えるだけで精一杯で余裕もなかったのですが、でもですね、ある時から楽しくて仕方なくなったのです。



(Facebookより)


ぼかし入りの糸を組み始めた時。
今まで単調に、ひたすらひたすら組んでいたのが、組む度に糸の色が変化して出来上がっていく様子が“楽しかった”んですよね。



あ、この仕事好きだ。

と感じた瞬間でした。




一つ前の記事から繋がりが見えてきましたでしょうか☺️





私は、志して組紐職人になった訳ではないですが、小さい頃からものを作ることが好きでしたし色に囲まれるカラフルなこの世界はもしかして天職なのでは🤩とさえ思うほどに。



好きを仕事にできている。幸せなことです。



藤岡組紐店HP  fujiokakumihimo.com



#ブログ #藤岡組紐店 #凛九



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