今日は小テストがあった。
20問あって10問以上正解しないと再テストを受けなければならない。
17問正解で合格であったが、答えを選ぶ問題であったので、よく分かってないのに丸になったところもある。違う問われ方をするとペケになる場合もあるだろう。
今回のテストでよくわかってないところが幾つか発見できた。出来れば今日のうちに確認して頭に入れておきたい。
3月に私は脳梗塞になった。その前後で考え方や感じ方が自分自身で少し変化したように思う。
当たり前なのだが、色んな物事に意味があることが、以前よりも分かる、というか実感する。
子供の頃に言われ、自分自身も学習塾で講師をしていた時には言ってたような気がする。「小テストを通して自分の習熟度を見る。不完全なところがあれば復習をして完成度を上げる。」
そういえば私が学生の頃「テストのあとが大切」と言ってた先生もいたな。オレらの為を思って真剣に言ってくれていたんだろうな。
そんな先生の気持ちなんかも当時は考えたこともなかった。けど、40年ほど経った今頃に、分かったりして。かなり遅いけど。
「勉強」にも「小テスト」にも意味がある。「資格」にも。正直、「自分がその職に就くために必要だから。」くらいにしか思っていなかった。資格をとる人間のために資格は存在してるんではないんやな。
今回の場合は「介護を受ける人のために」この資格があるんやな。
きちんと介護のことを分かって、利用者や家族の人達が安心して任せられる介護士に全員がなれることが理想だ。今、やっている勉強の意味はそこにあると思う。しかし、現段階では私自身もそこまで到達する自信は全くない。おそらくは現場で仕事をしながらその理想像に近づいていくのだろう。
「不完全だけれども、その勉強をしてきました。」という印が「介護職初任者研修」なのだろう。と、今は思っている。