介護の勉強や。

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職業訓練 24日め

2023-07-27 20:59:00 | 日記
通学の途中に信号待ちしてるとカラス達が何かを奪いあっていた。よく見るとそれはセミだった。

毎日、むちゃくちゃに暑い。

最近は毎日のように講師の先生が入れかわる。
今日の先生は一所懸命教えてくれてはいると思うのだが、時間が長く感じられ、途中で寝てしまう。

中身や技術が素晴らしかっても、人への接し方や、伝え方、伝える前の土台造り、コミユニケーション能力は大切だ。その先生も『なんぼ素晴らしい技術を持った介護士も利用者に嫌われて拒否されたら終わりだ。』とおっしゃっていた。

今回、職業訓練を受けるにあたって、また、就職するにあたって、今まであまり思わなかったことを思った。

人と接する際の『硬さ』のようなものだ。
今回関わった方々は柔らかい感じだった。
角がない、丸い低反発マットのような感じだ。放たれる言葉も柔らかく、ゆっくりとこっちに届いてくる。そうされるとこちらも安心して、リラックスできるのだ。

私は硬い。石コロだろう。スピードも速めで、失言も多い。自分を守ろうとして、硬く、強くあろうとしているようだ。

石コロが飛んできて、びっくりしたり、心を閉ざしてしまった人や遠ざかっていった人達もいただろう。石コロとしても硬いものにぶつかるとタダでは済まないこともある。

「低反発マット」とか「わた」みたいな方々は凄いというかなんというか偉いでもないし、正しいという感じかな。



就職活動 面接

2023-07-20 22:35:00 | 日記
(画像とブログの内容は全く関係ありません。)

少し前から職業訓練をハローワークから任されている組織の紹介で就職の話が進んでいた。

この組織は大きく、介護の施設や老人ホーム、そして病院。資格をとった人間の就職先を紹介する部署まであって、ぬかりのないかんじだ。

正直なところ、その組織の都合のいいようにされるのではないか、と考えていた。

家の近くの病院を勧められ、今日、面接を受けてきた。驚いたことに、事務方の人は少年の頃私のやっていた熱帯魚屋のお客さんだった。(私は思い出せなかったが)

看護部長さんがメインで、面接が行われて行ったが最後は泣きそうになった。
優しいのだ。あとから聞けば75歳であられるとのこと。
「仕事を楽しんでやってほしい。」の言葉が印象的だった。

採用になるのかどうか、なったところで務まるのかどうか、不安はある。
けれども、いいように利用されるのか、という不安は無くなった。

そういう人達、そういう環境ではないことが分かった。

職業訓練16日目 実技始まった。

2023-07-11 22:51:00 | 日記
今日で3日目なのだが、実技の講義や演習?が始まった。

まずはマットのシーツ交換。「シーツ」のことを「リネン」とも言うらしい。

女子の方がテキパキしていて男性陣は尻にひかれている感じが否めない。

2日目は麻痺のある人が寝ているままでのシーツ交換。難しい過ぎる。
我々はシーツをたたむだけでも四苦八苦なのに。
まぁ、これから続けて練習するらしいのでそのうちできるようになるだろう。

3日目はベッドから車椅子への移乗。
半身麻痺の人と全身麻痺の人とのツーパターンをやった。人がやっているのを見てる時は面白いが、自分の時は少しパニックになりながら、助言をもらいながらなんとかできかけ、という感じだった。

介護者としてはしんどいかもしれないけど、残っている身体能力が減らないように出来ることはやってもらうというのが基本。

もっと早く知りたかった。自分なりに母の身体能力を維持できるよう考えて介護してきたが、経験や反省を踏まえて作られた技術はそのはるか上にある。
母の介護は過去に遡ってやり直すことはできない。

私はこれから介護をしていく家族の人にも、「こうやって寝かすんですよ」とか
「座らす時はこうですよ」とその時々でベストの方法をその意味から教えていきたい。

職業訓練13日目 小テスト

2023-07-07 22:24:00 | 日記
今日は小テストがあった。
20問あって10問以上正解しないと再テストを受けなければならない。

17問正解で合格であったが、答えを選ぶ問題であったので、よく分かってないのに丸になったところもある。違う問われ方をするとペケになる場合もあるだろう。

今回のテストでよくわかってないところが幾つか発見できた。出来れば今日のうちに確認して頭に入れておきたい。

3月に私は脳梗塞になった。その前後で考え方や感じ方が自分自身で少し変化したように思う。

当たり前なのだが、色んな物事に意味があることが、以前よりも分かる、というか実感する。

子供の頃に言われ、自分自身も学習塾で講師をしていた時には言ってたような気がする。「小テストを通して自分の習熟度を見る。不完全なところがあれば復習をして完成度を上げる。」

そういえば私が学生の頃「テストのあとが大切」と言ってた先生もいたな。オレらの為を思って真剣に言ってくれていたんだろうな。

そんな先生の気持ちなんかも当時は考えたこともなかった。けど、40年ほど経った今頃に、分かったりして。かなり遅いけど。

「勉強」にも「小テスト」にも意味がある。「資格」にも。正直、「自分がその職に就くために必要だから。」くらいにしか思っていなかった。資格をとる人間のために資格は存在してるんではないんやな。
今回の場合は「介護を受ける人のために」この資格があるんやな。

きちんと介護のことを分かって、利用者や家族の人達が安心して任せられる介護士に全員がなれることが理想だ。今、やっている勉強の意味はそこにあると思う。しかし、現段階では私自身もそこまで到達する自信は全くない。おそらくは現場で仕事をしながらその理想像に近づいていくのだろう。

「不完全だけれども、その勉強をしてきました。」という印が「介護職初任者研修」なのだろう。と、今は思っている。







明日、小テスト。

2023-07-06 22:17:00 | 日記
しばらくブログをサボってしまった。
だいぶ慣れてきて倦怠期に入ったようだ。

ずっと休んでいる先生が来ない理由もなんとなく分かってきた。
その先生は優しく正しいのだが、そうでない先生が上役で、耐えられないのであろう。

今日、母を家まで送ってくださった介護の人に「先生が夕方の認知症患者の施設を動物園みたい、と言うのだがどう思いますか?」と、聞いてみた。介護現場ではそれが当たり前で、私がおかしいのか、とも考えたからだ。

彼女の答えは眉をひそめながら「ええ〜、そんなとこ働きたくないわ。」であった。

内心ホッとした。
私の母の世話をして下さっている方々はそういう人達ではなかった。

職業訓練が終わると就職となるのだが、ここをウヤムヤにすると私自身の仕事もいい加減になり、人様の役に立つどころか迷惑になる日が来るであろう。

キッチリと気持ちと考えを整理して、尊敬できる先輩方のいる職場を選びたい。

明日は初めての小テストがある。
今から復習や。