今日で3日目なのだが、実技の講義や演習?が始まった。
まずはマットのシーツ交換。「シーツ」のことを「リネン」とも言うらしい。
女子の方がテキパキしていて男性陣は尻にひかれている感じが否めない。
2日目は麻痺のある人が寝ているままでのシーツ交換。難しい過ぎる。
我々はシーツをたたむだけでも四苦八苦なのに。
まぁ、これから続けて練習するらしいのでそのうちできるようになるだろう。
3日目はベッドから車椅子への移乗。
半身麻痺の人と全身麻痺の人とのツーパターンをやった。人がやっているのを見てる時は面白いが、自分の時は少しパニックになりながら、助言をもらいながらなんとかできかけ、という感じだった。
介護者としてはしんどいかもしれないけど、残っている身体能力が減らないように出来ることはやってもらうというのが基本。
もっと早く知りたかった。自分なりに母の身体能力を維持できるよう考えて介護してきたが、経験や反省を踏まえて作られた技術はそのはるか上にある。
母の介護は過去に遡ってやり直すことはできない。
私はこれから介護をしていく家族の人にも、「こうやって寝かすんですよ」とか
「座らす時はこうですよ」とその時々でベストの方法をその意味から教えていきたい。