↑池袋の夜景
↓新宿の夜景
今日は朝5時半に起こされて血液を採られました。
外に目をやると いい天気。
今日は本来は明日から2日間のジュンクラシックでのゴルフに出発の予定でした。
退院は明日と言う先生の指示で空を見上げながら諦めの境地。
ニュース見ると外界は35度の猛暑日の予想。返って良かったかもしれない。
採血は終わり後は心電図だけ。
時間が余れば自分の人生振り返りながら明日からの再再出発への心の準備時間としよう。
採血後、朝食時までブログに入って、ステントに関する記事の検索。
私は今年の1月に区の検診で冠動脈石灰化と言う初めて聞く病名を指摘され、即かかりつけの先生に相談、こちらの紹介状戴いて2月に循環器内科の外来へ。そこで3月23日にCT検査を受け29日に結果を聞くと冠動脈に異常ありとのこと。4月17、18、19で検査入院で造影剤検査の結果左心房の一本の血管に顕著な狭窄があるとの事。
私にとっては初めての経験で、先生のお話通り今回のステント手術になりました。
正直申し上げて1月から昨日ステントを入れられるまでの約4ヶ月間は、私にとっては不安と苦痛の日々でした。
この歳までいい加減に生きてしまい中途半端な人生で自分の終点に対する自覚認識が殆どありません。
病名を知って、様々な検索、自分の周りに目をやったり、あれこれ考えたり。
果たして此の儘手術を受けるべきかどうか?
3人の子供に相談したり。
結構恥ずかしい相談もしたかも知れません。
今回の入院が決まると私は知り合いの税理士さんにお願いして簡単な遺言状の作成もしました。GW前の忙しい時に。
貴方は心配し過ぎだよとか言われながら。
1月には道路で転倒して肋骨を骨折したり、2月には長年ゴルフを楽しんだ5つ上の先輩が急死したりとか。
3月15日に誕生日を迎えながら心の休まる日が有りませんでした。
丁度今心電図に呼ばれました。
あっという間に終了です。
入院患者には対応が速いみたいで。
部屋に戻ると看護婦さんが右手の点滴チューブを外しに来てくれて、やっと右手に自由が戻りました。
作文の再開です。
朝ステント記事のひとつのブログに辿り着き読ませて頂きました。
心臓に何かの難のある比較的お若い女性と思われますが、ステント手術に関する捉え方が私とは全く違っていて、矢張り女性は出血🩸とか手術にはある種の強靭性があるんだなという事と、自分のひ弱さを再認識させられました。
朝食を終えて下の売店で朝日新聞とホットコーヒーを買って来ました。
この新聞は販売部数が少ないのか人気があるのか何時も残りがギリギリです。
家では殆ど新聞は読まなくなりました。
ゆっくりと目を通して「声」欄で次の様なフレーズに出会いました。
「私はこれからもこの病気と歩んで行く。病気をなくすことは今はできない。できないことがあっても楽しんで全力で生きていく。これが私の人生の目標だ。」
難病を持つ11歳の小学生の言葉でした。
恥ずかしい限りです。
今日の予定は入浴だけらしいです。
残された与えられた時間。
窓の外に見える新宿と池袋のビル群を眺めて考えます。
写真は昨夜の夜景です。
一昨日の夜は外に目を向ける余裕が有りませんでした。
先程シャワーを済ませ久しぶりに表の空気を吸って来ました。
午後の3時です。