最近の監査人交代事例です(2023年5月18日発表分)。
1.S I G グ ル ー プ(東証スタンダード)
公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
あずさ→OAG監査法人、の交代です。
監査報酬がきっかけです。
「監査報酬が年々増加傾向にあることから、当社グループの事業規模に適した監査対応や監査報酬の相当性について検討してまいりました。」
現監査人の就任年は、2015 年です。
2.タカキタ(東証スタンダード)
公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
あずさ→アーク有限責任監査法人、の交代です。
継続監査期間(たしかに長い)や監査報酬増額要請などを理由に挙げています。
「監査等委員会がアーク有限責任監査法人を会計監査人の候補者とした理由は、現会計監査人の継続監査期間が 60 年間の長期にわたること、ならびに監査工数の増加に伴う監査報酬の増額要請を契機に、当社の事業規模に適した新たな視点での監査を期待できることや監査報酬の相当性に加え、効率性、独立性、専門性、品質管理体制を総合的に勘案した結果、会計監査が適正に行われる体制を備えていることから、同監査法人が当社の会計監査人として適任であると判断したためであります。」