東京電力が、環境省請求の除染費用の支払いを拒否しているという記事。
「東京電力福島第1原発事故に伴う除染をめぐり、環境省が放射性物質汚染対処特措法に基づき今年2月までに東電に支払いを求めた除染費用149億円のうち東電が105億5千万円分の支払いに応じていないことが22日、分かった。東電は「特措法に基づく請求かどうか判断できない」として支払う意思を示していない。政府は引き続き支払いを求める方針だ。
環境省によると、昨年8月までの除染関連費用として、原発周辺の国直轄除染費17億円、自治体が実施した除染への補助金24億円、広報啓発費9億6千万円など計76億円を昨年11月、東電に請求した。・・・」
東京電力の監査人は、3月決算でのこの費用の会計処理を「職業的懐疑心」を十分発揮して監査し、経費の計上漏れのないことを確かめる必要がありそうです。
まさか、国からの請求を踏み倒すつもりなのでしょうか。
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