日本公認会計士協会は、経営研究調査会研究資料第7号「上場会社等における会計不正の動向(2020年版)」を、2020年7月15日付で公表しました。
「近年の会計不正の動向を適時にお知らせするため、上場会社及びその関係会社が公表した会計不正を集計し、取りまとめたもの」とのことです。
2018年に最初のものが出て、2019年に更新版が出ています。今回はその最新版です。
全15ページの報告書です。
「総論」と「会計不正の動向」に分かれており、後者は、以下のような項目ごとにまとめられています。
・公表会社数
・類型と手口
・主要な業種内訳
・上場市場別の内訳
・発覚経路
・関与者
・発生場所
・不正調査体制の動向
・内部統制報告書の訂正の関係
短い事例紹介がついている項目もあります。
会計不正の公表会社数は、2020年3月期に急増しているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1f/27b7c68c21156f04db910e64eefa276b.png)