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細野 祐二
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キャッツの粉飾事件で逮捕・起訴され、190日間も拘留された会計士による本が出ました。「粉飾決算はなかった」かどうかまではわかりませんが、おそらく会社の帳簿や監査人の監査調書はすべて押収され、証拠隠滅の可能性はゼロだったにもかかわらず、自白するまで拘留し続けるというのは、非常に恐ろしい話です(推定無罪の考え方は日本にはないのか)。前書きによれば著者は高血圧の持病があるのに、取調中は水を飲むことすら許されなかったそうです。
本の宣伝文句によれば、公認会計士版「国家の罠」だそうです。
国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫 さ 62-1)
佐藤 優
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当サイトの関連記事、その2
当時の新聞は、「大友元社長は株価操作で買い集めさせたキャッツ株を仕手筋から買い戻す資金の捻出方法を考えるよう細野容疑者に依頼。会計の知識を駆使して 細野容疑者が一連の偽装工作を発案した」という趣旨のことを書いています。最初から共謀があったと決めつけているようです。当サイトのコメントも、それに影響されたものになっています。