会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容の分析について(東証)

「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容の分析について≪2017年3月決算会社まで≫

東京証券取引所は、「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容についての分析結果を公表しました。2017年3月決算会社までの分です。

サマリーより。

「・IFRS適用済会社、IFRS適用決定会社、IFRS適用予定会社の合計は171社(前年比+30社)。内訳はIFRS適用済会社が125社(前年比+40社)、IFRS適用決定会社が27社(前年比-3社)、IFRS適用予定会社が19社(前年比-7社)。

・2017年6月末時点における171社の時価総額の合計は188兆円であり、東証上場会社の時価総額(617兆円)に占める割合は30%(前年比+1%)

・IFRS適用に関する検討を実施している会社は214社(前年比-19社)。」

増加30社は、全上場会社数に対して0.8%となります。時価総額割合の増加1%とほぼ見合っているということは、規模的に普通の上場会社がIFRSを適用するようになってきたということでしょうか。
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