会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

水原一平被告に判決言い渡した判事「1700万ドルは衝撃的」…水原被告「大谷選手に心よりおわび」(読売より)

水原一平被告に判決言い渡した判事「1700万ドルは衝撃的」…水原被告「大谷選手に心よりおわび」

大谷翔平選手から約1700万ドル(約26億円)をだまし取ったとして銀行詐欺罪などに問われた元通訳の刑事裁判で、求刑どおりの実刑判決(禁錮4年9月)が言い渡されたという記事。

「判事は「罪の重大性を量刑に反映させる必要がある。1700万ドルという金額は衝撃的なほど高額だ」と検察側の主張を支持した。」

「検察側によると、水原被告は2021年11月~24年1月、賭博の借金を返すため、大谷選手の口座からブックメーカー(賭け業者)などに1659万10ドルを不正送金した。24年1~3月には約32万5000ドル分の野球カードを購入するなど犯行を重ね、大谷選手の被害総額は少なくとも1697万5010ドルに上った。」

元通訳 水原被告 4年9か月の拘禁刑 大谷選手へ賠償金 約26億円(NHK)

「今回の判決は検察と水原元通訳側が司法取り引きで合意した量刑の範囲に含まれ、その場合、控訴する権利はないとされています。

水原元通訳には来月24日までにロサンゼルスの政府施設にみずから出向くことが求められ、収監されるということです。

また判決のあと、検察は収監期間の後に水原元通訳が国外追放になるとみられると述べました。

アメリカの司法制度では、一般的には刑務作業を義務づける「懲役刑」や、作業を義務づけない「禁錮刑」といった区別はなく、刑務所に収容することを「拘禁刑」としています。」

「量刑が言い渡される前、法廷で発言する機会を与えられた水原元通訳は、英語で次のように話していました。

「...書簡の中で、私は自分の行動を正当化しようとしているわけではありません。私がこの罪を犯すに至った経緯を理解してもらいたかったのです。特に私のギャンブル依存症についてです。そして、私はすでに変わり始めていて、今後も変わり続けていくことを約束します。...」

水原一平元通訳 “金に困ってギャンブル” 情状酌量求める書簡(NHK)

「書簡では「私は自らが犯した行為を深く反省している」としたうえで「大谷選手のために働き始めて以来、自分の生活だけでなく家族の生活も犠牲にして、大谷選手を最優先にしてきた」と振り返りました。

そして、2018年から2023年にかけての年俸が8万5000ドルから25万ドル、日本円にして1300万円あまりからおよそ3900万円だったとした上で、妻がアメリカの永住権を取得できるまでの間、妻の航空券代や日本とアメリカで家賃を支払うことになるなどして月々の支払いに追われ、家族や友人から借金をする月もあったとしています。

そうしたなか、2021年に違法賭博の胴元と知り合い金に困ってギャンブルを始めたとして借金がふくらむなか、大谷選手の金を使う以外に返済の手段が見つけられなくなったと訴えました。」

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事