会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

7500万円脱税疑い、東京都の水道工事業者を告発 東京国税局(産経より)

7500万円脱税疑い、東京都の水道工事業者を告発 東京国税局

東京都の水道施設工事業2社と、そのうちの1社の前社長が、脱税容疑で東京地検に告発されたという記事。

「税金約7500万円を免れたとして、東京国税局が法人税法違反容疑で法人としての水道施設工事業「ホリケン工業」と「由企」(いずれも東京都台東区)、ホリケン工業の×××××前代表取締役(61)を東京地検に告発したことが関係者への取材で26日分かった。

関係者によると、××氏は平成29年までの4年間、架空外注費を計上するなどして、ホリケン工業と、実質的に経営している由企の所得を計約3億円少なく申告した疑いがある。」

このくらいの金額になると、修正申告だけでは勘弁してもらえないようです。

こちらは個人の脱税。本人のコメントによれば、意図的な脱税ではないようですが、このくらいの金額になると、検察に告発され、実名報道されるようです。

住職、FXの利益2億円申告せず 3100万円脱税容疑(朝日)

「関係者によると、2016年までの3年間で、FXによって得た約2億2千万円の所得を申告せず、所得税約3100万円の納税を免れ、脱税した疑い。

二重帳簿を作るなどの悪質な隠蔽(いんぺい)・工作はなかったが、納税を免れようと申告書を提出しなかった疑いがあるという。××住職は取材に対し、「FXの口座からお金を出したことがなく、利益が出ている実感がなかった。税務署への相談を先延ばしにした。大変反省している」と話した。すでに修正申告し、納税したという。」

仮想通貨で稼いだ所得を無申告だとこうなるという警告かも。
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