太陽光パネルにリサイクル義務
政府、大量廃棄に備え 来年の法案提出検討(記事冒頭のみ)
太陽光発電の太陽光パネルについて、リサイクルが義務化されるという記事。
「政府は使用済みの太陽光パネルのリサイクルを義務化する検討に入った。2030年代には耐用年数を迎えるパネルが大量発生する。埋め立て処分を減らして環境への負荷を抑える狙いがある。25年の通常国会にも関連法案を提出する。
太陽光発電の導入は固定価格買い取り制度(FIT、総合2面きょうのことば)が始まった12年以降に急拡大した。」
「FIT制度の下、安定した利回りが計算できる投資先として個人投資家や中小企業が参入したこともか禍根を残している。各地で森林伐採や土砂災害をもたらす乱開発が続いている。」
2030年代以降に大量廃棄のピークが来るそうで、年間50万~80万トンにもなるそうです(冷蔵庫の2倍以上)。
資産除去債務会計の出番でしょう。
もちろん、現状でも廃棄の際には法律に従って安全に廃棄する必要があり、そのコストは負債に計上しないといけないはずですが、リサイクル義務化で、そのことがよりはっきりするでしょう。リサイクル費用も明確化されるでしょうから、見積りも可能になるでしょう。