会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

中小の金融取引円滑に 来年度にも手形・小切手の発行終了 大手銀、電子化に転換(日経より)

中小の金融取引円滑に 来年度にも手形・小切手の発行終了 大手銀、電子化に転換(記事冒頭のみ)

メガバンクが、手形・小切手の発行を終了するという記事(手形・小切手を発行するのは預金者なので正確には手形・小切手帳の発行をやめるということのようです)。

「3メガバンクは2025年度中にも紙の約束手形、小切手の発行を終了する。三井住友銀行は25年9月に既存の当座預金口座を持つ顧客向けの手形・小切手帳の発行を取りやめ、他のメガバンクも終える予定だ。中小企業の金融取引は電子決済に移行し、効率性や安全性が高まる効果が期待できる。」

三井住友のウェブサイトより。

手形・小切手の発行終了等に関するお知らせ

  • 手形・小切手帳の発行を終了します
  • 手形・小切手の振出期限を設定します
  • 手形・小切手等の取立(入金扱)手数料を新設します

といった対応を実施するそうです。

代替手段としては、インターネットバンキングによる振込や電子記録債権を挙げています。

また、小切手を現金の払出に利用している顧客に対しては...

「当座勘定からの払出は、キャッシュカードを使用したATMでの払出が便利です。窓口での払出の場合、お届け印を押捺した払戻請求書に加え、キャッシュカード(+暗証番号の入力)が必要となります。」

手形・小切手機能の全面的な電子化に向けた自主行動計画~約束手形等の利用の廃止等に向けた自主行動計画~(概要)」(全国銀行協会 手形・小切手機能の「全面的な電子化」に関する検討会)より。

紙の約束手形や小切手、メガバンクで発行終了へ…三井住友銀行は来年9月末で終了(読売)

「三井住友銀は、既存の当座預金口座に対する手形や小切手の振り出し期限を26年9月末に設定した。25年10月以降は、受け取り側が手形や小切手を決済する際に1件あたり660円の手数料が必要となる。」

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