LIXILグループが機関投資家向けに開催した説明会が紛糾したという記事。社外取締役(中央監査法人の代表社員だった人)が説明役として矢面に立ったそうです。
「LIXILグループが3月7日に一部の機関投資家向けに説明会を開催した。2月25日に公表した、瀬戸欣哉社長をCEO(最高経営責任者)から事実上、解任した経緯に関する調査・検証結果について、機関投資家に理解を求める狙い。だが、説明会に参加したある投資家は、「説明会は紛糾した。納得した人はほとんどいなかったのではないか」と怒りをあらわにする。説明会は投資家の怒りの火に油を注いだ格好になった。
説明者は、社外取締役で監査委員会委員長を務める川口勉氏。」
「質問では、CEOなどの選任プロセスが法的には問題がなかったとしても、ガバナンス上問題であり、取締役会の決議は無効なのではないか、といった声が相次いだ。」
「説明会に参加した投資家の1人は、「残念な思いとフラストレーションがさらに増した」と憤る。「社外取締役は投資家の代表であるべきだが、結局は潮田氏を擁護する弁明に終始していた」というのが、その理由だ。」
それなりの覚悟がないと社外取締役は務まらないようです。
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