サカイホールディングス(ジャスダック)のプレスリリース。
連結子会社において、売掛金の過大計上の疑いがあることが判明したとのことです。
「保険代理店事業を行う当社連結子会社において、売掛金の過大計上の疑いがあることが判明いたしました。当社としての現時点での把握では、2021 年9 月期末時点で純資産が 5 億円程度過大と考えておりますが、過年度分を含め影響額の精査等に時間を要するため、また、独立調査委員会による、より深度のある調査を行うことから、決算発表を延期することといたしました。 」
2022年9月期第1四半期報告書のレビューの過程で会計監査人からの指摘を受けたそうですが、影響は、前期の本決算に遡るということになります。
たぶん、会計監査人は役割を果たしたのだと思いますが、それでも、前期の監査はどうだったのかを問われることになるのでしょう。
ちなみに、前期の有報のKAMをみると、連結は固定資産の減損、個別は関係会社株式の評価を取り上げていました。
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