国税庁は、「令和5年分 相続税の申告事績の概要」と「令和5事務年度における相続税の調査等の状況」を、2014年12月18日に公表しました。
「令和5年分における被相続人数(死亡者数)は 1,576,016 人(前年対⽐ 100.4%)でした。
そのうち相続税の申告書の提出に係る被相続人数は 155,740 人(同 103.2%)、その課税価格の総額は 21 兆 6,335 億円(同 104.6%)、申告税額の総額は 3 兆 53 億円(同 107.4%)でした。」
高齢者が多くなっているせいか、あるいはコロナの影響か、被相続人(死亡者)の数は、ここ数年間増えています(グラフが100万人から始まっているので、グラフから受ける印象ほどではありませんが)。
また、10%弱で、相続税が課税されるようです。
「令和5事務年度においては、令和4事務年度から、実地調査件数(8,556 件)、追徴税額合計(735 億円)は、ともに増加(対前事務年度⽐ 104.4%、109.8%)しました。」
相続税申告3兆円超え 基礎控除引き下げ後、最高更新 国税庁(Yahoo)
「国税庁は18日、2023年分の相続税申告額が前年比7.4%増の3兆53億円に上ったと明らかにした。
基礎控除額が引き下げられて現行の算出方法となった15年以降で最高を更新した。」