公認会計士・監査審査会にきく!短答式試験、どうなるの?~今後の会計士試験の行方~
12月9日に公認会計士・監査審査会から、「令和8年公認会計士試験に関するお知らせ(短答式試験の1問あたりの配点及び試験時間等について)」が公表されましたが(→当サイトの関連記事)、その背景などについて、審査会(の試験担当者?)にインタビューした記事。
最終的には、短答式の合格者を増やして、論文式試験においてより競争が促される形となるのを目指しているようです。
最後に、パソコン試験化についても聞いていますが、まだ、これから検討するかもしれないといった段階のようです。
「――司法試験が令和8年からCBT化、パソコン試験となりますが、会計士試験ではその動きはありますか?
審査会 司法試験の状況については我々も注視しているところですが、現段階で何か決まっていることはありません。論文式試験といっても、公認会計士試験と司法試験では論文式試験での記述量も異なりますし、CBT化により試験の運営コストが増加するとなると受験料の引上げにもつながりますので、CBT化のメリットやコスト等も踏まえつつ検討を行っていきます。」