1冊は実務書、もう1冊は一般向けです。いずれも会計とは直接の関係はないのですが...
今年の株主総会は、超法規的対応で株主を閉め出して行うことが容認されるようですが、それ以外は、新型コロナ影響下だからといって、法律を無視することはできません。
『新型コロナウイルス影響下の法務対応』発刊のお知らせ(中央経済社)
こちらはよく売れそうな感じの本です。
広告によると、
「第1波」L(ローカル)飲食・観光・小売りなどが壊滅
→「第2波」G(グローバル)大企業・グローバル企業へ波及
→「第3波」F(フィナンシャル)金融危機リスクの発生
という3つの波がおそってくるそうです。
リーマンショックのときは、最初、F(フィナンシャル)の問題だが、日本の金融機関は一部を除きあぶない金融商品はもっていないし、日本への影響は小さいのではないかと思われましたが、アメリカの需要に頼っていたG(グローバル)への影響が大きく、それが全体に波及していきました。監査法人業界も余波を受けて、大リストラ時代を迎えることになりました。
今回の新型コロナでは、LとGへの影響は、今後のウイルス感染状況(国内+海外)次第でしょう。報道などを見ると、需要が元に戻らない業種もありそうです。Fは、LとGがどこまで悪化するかによるのでしょう。