琉球銀行の元支店長の男性が顧客から預かったおよそ2億1000万円を流用していたという記事。
「琉球銀行によりますと、元支店長の50代の男性は2006年から2021年にかけ、顧客に対し「投資信託を購入する」と説明し、銀行口座を通さず直接現金や小切手を預かり、その金を私的に流用していたことがわかりました。被害にあった顧客が投資信託の解約を申し入れた際、購入などの履歴がないことで11月下旬に発覚し、被害は14件、総額およそ2億1000万円にのぼるということです。
この元支店長は、流用した金を自身の遊興費などに充てたとしているほか、配当金と称して現金などを渡し、投資信託が購入されているかのように装っていました。」
被害者には全額弁済しているとのことです。
「信頼厚い人だった」元支店長の巨額不正、銀行内に動揺(沖縄タイムズ)
「行内では驚きの声が広がっている。50代の元男性支店長について、幹部は「長年支店長を務めていたベテランで、行内での信頼も厚い人だったと認識している」と声を落とした。日頃の勤務態度にも、特段の問題は見当たらなかったという。」
元行員による不祥事件の発生のお知らせとお詫びについて(琉球銀行)
「元行員は、弊行在籍中の2006年から2021年の間にお客さまに対して「弊行が取り扱う投資信託を購入する」との説明をして現金ないし小切手を預かったにもかかわらず、投資信託の購入手続きは行わずに資金を自身の遊興費等に流用する一方、定期的に配当金と称して現金等を渡して投資信託が購入されているかのように装っていました。(被害者14先、被害総額は約2億1000万円(元行員による一部返済が行われていたため、本件発覚時点の被害金額は約1億4000万円))」
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