会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

SCREEN、不適切会計の売り上げ59億円 決算訂正せず(日経より)

SCREEN、不適切会計の売り上げ59億円 決算訂正せず

SCREENホールディングスが、子会社の不正会計に関する調査報告書を公表したという記事。

多額の売上計上前倒しがあったようですが、重要性なし(過年度訂正しない)ということになっています。

「出荷済みの半導体製造装置の売り上げを計上する時期を巡り、2024年3月期に23件の不適切行為があり、合計で59億円の売り上げを過大計上していた。ただ、連結売上高の1%程度で、影響は限定的なため、過去の決算は訂正しない。」

監査法人(あずさのようです)の指摘で発覚しました。

「SCREENHDは監査法人からの指摘を受けて、24年11月11日に不適切会計の疑いを公表した。子会社のSCREENセミコンダクターソリューションズでは原則的に顧客に納入した装置の据え付けが完了した時点で売り上げを計上すべきところ、完了前に計上していたケースが見つかった。」

特別調査委員会の調査報告書公表に関するお知らせ(2025年1月14日)(SCREEN ホールディングス)(PDFファイル)

まだ読めていませんが、「据付不要である旨のサイドレター」(報告書4ページ)というのが、キーワードの一つのようです。

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