米証券取引委員会(SEC)が、ツイッターの普通株の取得を適時に開示しなかったとして、イーロン・マスク氏を提訴したという記事。
日本でいえば、大量保有報告書の提出遅れでしょうか。
「ワシントンD.C.の連邦裁判所に提出された訴状の中で、SECは、開示期限を11日間超過し、連邦証券法に違反したと指摘した。
SECの規則では、出資比率が5%を超えた場合、10暦日以内に開示することが義務付けられている。マスク氏のケースでは、開示期限は(2022年)3月24日だった。
SECは、マスク氏は他の投資家の犠牲の上に、人為的な安値で5億ドル以上のツイッター株を購入したと主張している。取得を開示したのは4月4日で、その時点で9.2%の株式を所有していたという。
SECによると、ツイッターの株価は開示後に27%超上昇した。」
SECは、相手が次期大統領のお友達であっても、一応、筋を通すようです。
米SECがイーロン・マスク氏を連邦地裁に提訴-証券法違反(ブルームバーグ)
「マスク氏の弁護士、アレックス・スピロ氏は発表文で、マスク氏は「何も悪いことはしておらず、誰もがこれが偽りであることを見抜くだろう」と指摘。また、提訴について「たとえ立証されたとしても、ペナルティーは名目上のものにとどまるだろう」とコメントした。」
イーロン・マスク関連報道。
マスク氏の税金対策、テスラ株177億円相当を寄付ー受取人は明かさず(ブルームバーグ)
「ブルームバーグ・ビリオネア・インデックスによると、マスク氏の純資産は4320億ドルに上る。マスク氏はこれまでも、巨額のテスラ株を寄付してきた。2021年末にも同様の方法で、受取人不明の慈善団体に57億ドルを送った。翌年に公開された同団体の納税申告書で、この寄付先は自身の非営利団体、マスク財団だったことが明らかになった。
昨年、マスク財団の資産は23年に95億ドルに達し、同財団からの寄付金2億3700万ドルは、その大半がマスク氏が管理する他の団体に贈られた。米国では、非営利団体は毎年平均で総資産の5%を寄付または使用することが義務付けられているが、同財団はこれを繰り返し怠っている。」