1位は27億円超、2億円以上の報酬は212人
年1億円以上の役員報酬を得ている上場企業役員トップ500人のランキングです。ちゃんと500位まで出ています。
2020年5月~2021年4月期の上場企業の有報での開示から集計したものです。
上位の傾向は...
「2年連続で1位となったのは、セブン&アイ・ホールディングス取締役で、アメリカのセブン-イレブンのトップであるジョセフ・マイケル・デピント氏。報酬は27億5500円と、昨年度の24億7400万円から3億円弱増加した。
続いて2位は、ソフトバンクグループの取締役を務めていたサイモン・シガース氏が18億8200万円。同グループの副社長執行役員COOであるマルセロ・クラウレ氏は17億9500万円で4位にランクインした。
3位は武田薬品工業のクリストフ・ウェバー氏。昨年の4位から順位を上げたが、報酬は18億7400万円となり昨年の20億7300万円から2億円減少した。
5位はトヨタ自動車の取締役を務めていたディディエ・ルロワ氏で14億5100万円。6位のソニーグループの吉田憲一郎会長兼社長は、12億4500万円で昨年の10位から上昇している。
ランキング上位10人うち8人が外国人だ。ソフトバンクグループからは4人ランクインしている。一般的なビジネスパーソンの生涯給料の目安といわれる2億円以上の報酬を得ていた役員は212人に上った。2年前の205人と比べても増加しており、日本企業における役員報酬の水準は上がっているといえそうだ。」
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