元都知事・石原慎太郎さん死去から1年 関係者が語る「都の公会計制度改革」
複式簿記を導入した石原元都知事の公会計制度改革を振り返る記事。(動画あり)
「東京都は2005年度まで現金主義単式簿記と呼ばれる、お金の流れのみを記録する方式を採っていました。一方、石原さんが導入した発生主義複式簿記は、金の流れに加え、生じた資産なども記録されるようになります。...東京都・会計管理局の吉野真穂課長は「(新公開制度を導入することで)現金のやりとりだけでなく、都全体として資産がどれぐらいあるのか。コスト情報を分析することによって事業見直しや施設更新時に検証が可能となっている。予算編成にも生かされていると考えている」と話します。」
「およそ30年にわたって石原さんのブレーンを務めた鈴木壮治さんは「都民が税金を納めているわけですから、お金がどんなふうに使われているか知りたい」「説明義務、行政の効率化を説明するためには複式簿記、発生主義でないと駄目だった」と当時を振り返ります。」
石原都政全体はいろいろな評価があるでしょうが、これはひとつの業績でしょう。