雑貨イルムスも展開する21LADYで一体何が
「洋菓子のヒロタ」や輸入雑貨販売「イルムスジャパン」を運営する21LADY(名証セントレックス上場)の社長が、6月27日の株主総会で解任されたという記事。
「きっかけは、2位の大株主で、16.8%を保有する投資ファンド「サイアムライジングインベストメント」からの株主提案だった。サイアムは今年4月、藤井氏を含む21LADYの取締役4人(うち1人は社外取締役で、今回新社長に就任した米道利成氏)に加え、新たに3人の社外取締役を選任すべきとの提案を行った。」
「一方、会社側は藤井社長を含む、取締役4人の再任案を提出。総会では、サイアム側の提案は承認されたものの、会社側の提案のうち藤井氏の再任だけは過半数の株主が反対し、否決されてしまった。関係者によると、藤井氏の再任にはサイアム側も反対したもようだ。
藤井氏の再任否決を受けて、21LADYは直後の取締役会で米道氏を後任社長に選んだ。米道氏はサイアムの代表でもあり、1年前から21LADYの社外取締役を務めていた。この結果、米道新社長を含む6人の新経営陣のうち、4人がサイアムの関係者あるいは推薦した人物となった。」
この記事を読んでも、単に業績不振でクビになったということなのか、あるいは、もっと深い事情があるのかはよくわかりません。
ただ、クビになった社長が、有名会社の社外取締役としては再任されているのは、おもしろいと思いました。
「藤井氏が社外取締役を務める、日本郵政では賛成96%、NECネッツエスアイも同じく96%の賛成でそれぞれ再任が可決されている。」
21LADY社長に米道氏 広野前社長の選任議案否決で(日経)
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