あずさ監査法人が「メガベンチャー勉強会(第1期)」という勉強会を開催し、その取りまとめを公表したというプレスリリース。
「本勉強会は、経済的規模と社会的意義を併せ持ち、海外市場を視野に入れた「メガベンチャー」を連続的に創出することを目指し2024年5月に設置され、経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部 井上 博雄部長(当時)と当法人理事長の山田 裕行が共同座長に就任しました。
経営者、ベンチャーキャピタル、アカデミア等の有識者の議論を基に、ゼロベースから「メガベンチャー」創出に向けた抜本的な改革提案を取りまとめ、広く発信します。」
「4つの提案」と「3つの具体的なアクション」を取りまとめたそうです。
くわしくは、このプレスリリースや、報告書をご覧ください。
「メガ」ベンチャーという以上、政府からの補助金や政府系ファンドからの資金提供も「メガ」な金額になることを想定しているのでしょう。(監査報酬、アドバイザリー報酬も?)
監査法人がどのように関わるのかについては...
「事業化のフェーズに応じて起業人材を支援する専門家集団 (Enablers)を、民が主導しつつ、官民連携により組成する。 ※ 「Enablers」とは、ベンチャーが事業化の過程で壁にぶち当たる、技術の評価、市場分析、法・会計制度、知財、GR 等に対し、徹底的に寄り添いながらサポートを提供するチーム。 」(報告書4ページ)
「グローバルへの事業展開に当たっては、Enablersが日本と各国における契約慣行や会計基準等の差異を埋めるためのサ ポートを行う。また、法制度についてもソフトロー化の方向で、創業に係る各種の制度改正について検討を進める。」(同上)
「起業する研究者、技術者を、法・会計制度、知財からマーケティング、市場分析、さらにはGRまで幅広い観点から最大限サ ポートする専門家集団 (Enablers)を組成。」(報告書6ページ)