会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

ベネッセおわび なぜ「500円」なのか? (産経より)

ベネッセおわび なぜ「500円」なのか? 企業間では定着、ブランド維持と自戒の微妙なバランス

個人情報流出事件のベネッセが対象の顧客に500円相当の金券を送ることになったことを取り上げた記事。「おわび料500円」が相場になっているそうです。

「「おわびに500円の金券」を最初に打ち出したのは、コンビニエンスストアのローソンとみられる。平成15年6月に「ローソンパス会員カード」の個人情報約56万件分の流出が判明し、当時の会員115万人全員に送った。16年に高速通信サービス「Yahoo!BB」加入者などの、17年には東京ディズニーランドなどの年間入園券購入者の、それぞれ個人情報が流出した際も500円。これで「相場」が固まった。」

「個人情報漏洩(ろうえい)に備える企業向けの保険を販売する東京海上日動火災保険も、保険内容を紹介する際、500円を例示している。」

お客様情報の漏えいに関するご報告と対応について(ベネッセホールディングス)(PDFファイル)

「事故調査委員会の事実認定を受け、弊社としての根本的な問題は、自社の情報セキュリティに関する過信、経営層を含むITリテラシーの不足、性善説にたった監査、監視体制の運用、などの企業風土に起因する甘さにあると判断しました。」

「連結業績への影響については、現在精査中」とのことです。
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