KSTという福井県のベンチャー企業(日本では非上場)が台湾株式市場に上場を申請するという記事。
日経の9日朝刊によると、売上高約13億円の会社だそうです。会社の規模からして海外上場のコストは相当な負担になるのではないかと推測されますが、それでもJ-SOXなどが要求される日本での上場より、メリットがあるのでしょうか。
KST社の沿革(同社のサイトより)
ネットで調べてみると、日本の大手監査法人やその系列事務所も台湾上場を推進しています。
日本企業の台湾上場・店頭登録及び台湾預託証劵(TDR)の発行(デロイト台湾)
「・・・2008年5月に、外国企業の台湾誘致の一環として、本社所在地国にてIPOを行ったことのない外国企業が、台湾にて子会社を持つことなく、直接台湾にて初めてIPOを行うことが可能になりました(いわゆる第一上場・第一店頭登録:Primary IPO)。なお、この場合の諸手続等は純枠な台湾企業がIPOを行うための諸手続等より簡略化されています。」
台湾株式市場上場セミナー(新日本監査法人)
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