フォーブスが、ソフトバンクグループが巨額の出資をしているウィーワークの共同創業者、アダム・ニューマンの保有資産を最大で6億ドル(647億円)に引き下げたという記事。
「アダム・ニューマンの保有資産は、今年3月のフォーブスの「世界の富豪リスト」で41億ドル(約4400億円)と推定されていた。しかし、フォーブスは10月10日、ニューマンの資産を最大で6億ドル(647億円)に引き下げた。」
「ウィーワークの共同創業者であるニューマンの資産の急落は、コワーキング事業を手がける同社がIPO計画を撤回したのを受けてのことだ。ウィーワークは米証券取引委員会(SEC)に上場申請を行った47日後に、その計画を中止した。
非難の高まりの中でニューマンはCEOを辞職したが、今も創業9年の同社の株式の推定18%を保有している。」
ニューマン氏の個人資産推定のもとになっているウィーの企業価値は...
「ニューマンが初めてフォーブスの世界の富豪リストに登場したのは2016年のことで、当時の保有資産は15億ドルとされた。
彼は当時36歳で、ウィーワークは個人投資家らから100億ドルを超える評価を受けていた。その後の3年間で、日本の通信業界大手のソフトバンクが複数の投資ラウンドを通じて、さらに数十億ドルを注ぎ、同社の企業価値は今年1月に470億ドルに達していた。」
「フォーブスはウィーワークの運営元のウィーの企業価値を現在、最大でも28億ドルと試算している。これは同社の競合で「リージャス」を展開する上場企業IWGの売上との比較から導いた数値だが、今後起こりうる資産売却やキャッシュフローの減少を考慮に入れ、ディスカウントを加えている。」
ソフトバンクグループの決算では、どういう時価評価になるのでしょうか。
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