オリンパス事件の粉飾指南役が控訴審でも有罪となったという記事。
「オリンパスの粉飾決算事件で、経営陣に損失隠しを指南したとして、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)罪に問われた元証券会社取締役、中川昭夫被告(65)の控訴審判決が17日、東京高裁であった。井上弘通裁判長は、ほう助罪が成立するとして懲役1年6月、執行猶予3年、罰金700万円とした一審・東京地裁判決を支持し、被告の控訴を棄却した。」
判決では「虚偽記載に寄与した」とされたそうです。
しかし、有罪といっても、執行猶予つきで、罰金もたいしたことはありません。
豪邸、外車、クルーザー… オリンパス「飛ばし」で潤った証券OBたちの“居直り主張”(2011年12月)(産経)
オリンパス事件 驚くほどの軽犯罪で終わるのか?(2015年1月)(SPA)
指南役の裁判はまだ一人残っているようです。
オリンパス損失隠し、捜査終了 助言会社元代表を在宅起訴 粉飾幇助罪(2015年10月)(産経)
事件発覚後海外逃亡していたのに、在宅起訴で済ませています。
最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事