米SECが、イーロン・マスクの開示遅れを調べているという記事。日本のルールでいえば、大量保有報告書の提出遅れということなのでしょう。
「米証券取引委員会(SEC)は、イーロン・マスク氏によるツイッター株取得に関する情報開示の遅れについて調査を進めている。」
イーロン・マスク氏のツイッター株取得 証券取引委が調査 米紙(NHK)
「アメリカの電気自動車メーカー、テスラのCEOで世界一の富豪とされるイーロン・マスク氏は、ことし1月からツイッター株を買い進め、3月14日には所有する株式が5%を超えました。
アメリカでは5%を超える株の保有について、取得から10日以内に証券取引委員会に報告しなければならないルールがあります。
しかし、マスク氏が実際に届け出たのは、先月4日になってからで、アメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルによりますと、証券取引委員会がマスク氏の調査に乗り出したとしています。
この件をめぐっては、報告を遅らせることで株価の上昇を防ぎ、株式を買い進める際に日本円で180億円余りを節約したとして、ツイッターの投資家がマスク氏を訴える集団訴訟が起きています。」
こういうことをいっているので、にらまれているのでしょう。
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イーロン・マスクがSECを「馬鹿ども」と非難、2018年のバトル再燃(4月17日)(Forbes)
「「その当時のテスラの財務状況は危機的で、私は銀行から、SECとの和解に応じなければ、資金提供を停止し、会社を倒産に追い込むと言われた」とマスクは語った。
「それは、まるで子供の頭に銃を突きつけるような話だ。だから、私はSECに、あの馬鹿どもに譲歩せざるを得なかったのだ。その結果、私は実際に嘘をついていないのに、嘘をついたと認めざるを得なかった。会社を救うために仕方がなかったのだ」」
(検査で業務停止をちらつかされたことを回想したセリフ?)
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