改正「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」の公表

【企業会計基準適用指針】

企業会計基準委員会は、企業会計基準適用指針第10号「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」の改正を、２００７年１１月１５日付で公表しました。

２００６年１２月に次ぐ２回目の改正です。２００８年４月１日以後の組織再編に適用されます（早期適用可）。

この改正では、以下の場合の会計処理が明らかにされました。

・子会社が親会社株式を交付した場合（いわゆる三角合併などの場合）の会計処理（共通支配下の取引に該当する場合）

・親会社が子会社を株式交換完全子会社とする場合の会計処理（中間子会社がある場合）

その他、いくつかの特殊なケースの会計処理について規定が整備されています。