![]() | 【徹底解明】タックスヘイブン グローバル経済の見えざる中心のメカニズムと実態 ロナン・パラン リチャード・マーフィー クリスチアン・シャヴァニュー 林 尚毅 作品社 2013-08-23 by G-Tools |
補足
10月27日の日経読書欄の書評でかなり大きく取り上げていました。著者のひとりであるマーフィー氏は英国の公認会計士だそうです。
宣伝文より
「タックスヘイブンとは、“脱税"や“資金洗浄"といった世界経済の負の側面を担うだけの“脇役"ではない。隠蔽されてきた“グローバル経済の中心"である――。構造とシステム、組織、歴史、役割と機能、世界経済への影響……、初めて全容を明らかにした世界的研究書。」
著者のうちの2人の略歴
「シャヴァニュー,クリスチアン
経済ジャーナリスト。フランスのグローバル経済を分析対象にした月刊誌「Alternatives ´Economiques」、経済誌「L’´Economie politique」などの中心的な編集者であり、イギリス・サセックス大学の国際関係論の研究員も務めている
パラン,ロナン
イギリス・サセックス大学教授。専攻、国際関係論。現在、同大学国際関係学部の学部長を務める。高い引用率を誇る『国際政治経済レヴュー』誌の創刊者であり、中心的な編集者でもある。また、イギリス国際学会(BISA)に属する「国際政治経済学会」(IPEG)の運営委員を務めている 」
まだ立ち読みしただけですが、まともな感じはします。
こちらのコラムで紹介されています。
2016年までタックスヘイヴンへの逆風は続く[橘玲の世界投資見聞録]
「著者たちは税の公正な執行を求める立場からタックスヘイヴンに批判的だが、その叙述は偏向したイデオロギーにはとらわれず、客観的なデータに基づき、中立的な立場から「税の楽園」の謎に迫ろうとしている。」
同じ著者らによる2007年発行の本
![]() | タックスヘイブン―グローバル経済を動かす闇のシステム クリスチアン シャヴァニュー ロナン パラン Christian Chavagneux by G-Tools |