「ICDAホールディングス」元取締役が2億7千万円着服か 中古車の買い取り額高く偽る?
すでに会社の適時開示を取りあげていますが(→当サイトの関連記事)、「ICDAホールディングス」(東証スタンダード)の元取締役が約2億7千万円を着服していた疑いがあるという記事。適時開示では不正の方法はあきらかにされていませんでしたが、この記事では、手口にふれています。
「ICDAホールディングスによると、元取締役は、同社の子会社2社の中古車事業部の責任者を務めていた。中古車の買い取り時に実際の価格より高い金額を会社に申告し、差額分を何らかの手口で着服していたとみられる。不正期間は2016年4月~23年10月。同年11月上旬、名古屋国税局による税務調査があり、元取締役はその後、死亡した。」
不正が原因で不幸な結果を招いたのでしょうか。
会社のプレスリリースでは「現時点において当社は、元役員による自供により判明した本件不正行為の事実関係及び手口を認識しております」と述べていますが、たまたま亡くなる前にヒアリングできたということなのでしょうか。