架空発注で約2000万円支払い会社に損害疑い 背任容疑で化粧品会社「ブランエトワール」経理担当の女（36）逮捕 私的に使用か 容疑を否認 警視庁
「ブランエトワール」という化粧品会社の経理担当の女性が、架空発注で2000万円の支払いを行い、会社に損害を与えた容疑で逮捕されたという記事。業務委託していた先である税理士をだましていたようです。
「××容疑者は2020年5月から2023年5月にかけ、業務委託していた税理士に架空発注によるうその申請をし、取引先に合わせておよそ2000万円を支払って会社に損害を与えた疑いがもたれています。
「警視庁によりますと、××容疑者は振り込みが行われた後に「誤った送金だったので戻してほしい」と取引先に連絡し、振り込まれた金を社長名義の口座に送金させていました。
金はその後、この口座から引き落とされたり、××容疑者の個人口座に送金されたりしていたということです。」
せっかく、支払い業務に外部者である税理士を関与させて、内部牽制を確立していたのに、裏をかかれてしまったということでしょうか。
被害額はもっと大きな金額なようです。
「2023年5月に男性社長から「4000万円から5000万円の行方がわからない」と警視庁に相談があり、被害が発覚しました。」
容疑者は容疑を否認しているそうです。
２千万円背任疑いで逮捕、東京 化粧品会社の元経理担当（東京）
社長名義の口座というのは、容疑者が無断で開設していたもののようです。
「取引先に虚偽の原材料費などを支払った上で誤送金だと連絡し、無断開設したブランエトワールの社長名義の口座に返金させていたとみられる。その後、自身の口座に送金するなどしていた可能性がある。」
